2004年10月山行記録

10.舟山より阿弥陀南稜(2805m)

Date:2004年10月16日(土)[日帰り]
Party:栗本俊和単独
Time:
◆10月16日(土)/晴(薄雲)
自宅400=530双葉SA(朝食:かき揚げうどん)555=小渕沢IC=635舟山十字路(1620m)650ー723南稜尾根(1805m)726ー842立場岳(2370m)847ー青ナギ900−929無名峰P1(2540m)937−1007P3ルンゼ下1010−1021P3(2700m)1027ー1045阿弥陀岳(2805m、昼食:おにぎり+みそ汁+缶詰)1130−不動清水1223−1255御小屋山(2137m)1300−1326虎姫神社1332−1355舟山十字路1405=小渕沢IC=1445双葉SA1500=1550石川PA1600=調布IC=1655自宅
(d=往復351.4km)
Notes:
2週間前の阿弥陀中央稜に引き続いて、阿弥陀南稜に向かった。天気は良さそうだ。

青ナギより北アルプス、槍、穂高を望む

舟山十字路を6時50分に出発した。前回より10分早い。南稜取付の分岐から河原を渡り、樹林帯を約10分急登し尾根上に出る。
尾根上の道は明瞭で、立場山まで途中1回の休憩をはさみ単調な登りが続く。
青ナギで見晴らしが良くなり、写真を撮るには最適な場所だ。北アルプスに新雪が降ったようだ。槍、穂高、立山、白馬岳などが白く美しい。
今日の南稜の登山者は私を含めて単独行が3人、相前後して登る。

青ナギより阿弥陀南稜を望む 阿弥陀より赤岳を望む

P2の登りで初めて岩場が顔を出す。コースのポイントであるP3は、直登コースはザイルが必要と書かれている。左のルンゼへ下ると、登り口にロープが付けられている。ストックを仕舞って岩場登りに身構えてルンゼに入ると、何とロープがずっと続いている。完全に頼る訳にはいかないが、サポートにはなる。3〜4級程度の岩と案内にあったが、だいぶ易しくなったようだ。ロープが終わって草付きを少し歩けばP3に出る。
P4の巻き道の岩場を抜けると、傾斜が緩くなり、阿弥陀の頂上に達する。10時45分だった。4時間かかっていない。2週間前は11時40分で、4時間40分かかっている。コースタイム的には、南稜の方が30分程長く書かれている。この違いは何だろうか?
1.中央稜の時は、登山者が私1人であり、ルートファインディングなどで慎重に登った。また、道が一部明瞭でなかった。
2.南稜は、その裏返しで、1)道は明瞭である。2)私1人でなく、先行者がいた。3)P3ルンゼの登りにロープが張られ、時間短縮になった。
阿弥陀で、昼食にし、御小屋尾根を下る。舟山に2時前に着く。今日は、自宅で夕食が食べられそうとメールする。

阿弥陀岳(2805m)と富士山 南稜を振り返る、背景は権現岳


2時に舟山を出て、今日は何の渋滞もなく、双葉SA、石川PAに寄って、5時前に自宅に帰り着けた。何もなければ3時間かからないのだが、今日みたいな日は、珍しい。でも、2時という早い時間に出発できれば、渋滞や事故に巻き込まれなくて済み、早く帰れそうだという感じは掴める。
中央稜と南稜を比べれば、やはり南稜に軍配が挙がる。中央稜は岩稜歩きがなく、ハイマツ、草付きばかりで面白みがない。次回は、雪のある時に南稜に登ってみたいと思う。

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