2005年11月山行記録

8.新雪の赤岳(2899.2m)

Date:2005年11月12日(土)〜13日(日)[1泊2日]
Party:矢部達雄、島田智恵子、栗本俊和(L)
装備:ストック1本、アイゼン(持参したが、使用せず)
Time:
◆11月12日(土)/雨→曇
自宅705=745調布駅(矢部さん迎え)750=810石川PA(トイレ)815=940八ヶ岳PA(給油)1010=1035美濃戸口(島田さんと待ち合わせ、d=173.5km)1050=1110赤岳山荘駐車場−美濃戸1140ー1335赤岳鉱泉(2220m)(泊)
◆11月13日(日)/晴
赤岳鉱泉700−730中山乗越735−行者小屋−地蔵尾根−903赤岳天望荘910−955赤岳頂上(2899.2m)1020−1045文三郎分岐1050−1127行者小屋(昼食)1207−1255南沢1305−1355赤岳山荘駐車場1405=1420美濃戸口1430=1445鹿の湯温泉1650=小渕沢IC=(渋滞)=初狩PA(電話)=(渋滞)=2035石川PA(夕食)2050=2140自宅
(d=往復359.0km)
Notes:
2年前にチンボラソに一緒に登った仲間で、島田智恵子さんのエベレスト登頂を祝して9月に会った時、今度は温泉のある山に行こうという話しになった。そして、11/12〜13日に赤岳鉱泉泊の赤岳に登り、下山後、温泉に入るというプランができた。
兵庫の新免さんは参加できず、参加者は3名で、矢部さんは調布駅で私が8時に迎え、島田さんとは11時に美濃戸口で待ち合わせという段取りとした。


調布駅の待ち合わせもスムーズに済み、中央高速は八王子あたりまで少し混雑していたが、美濃戸口には予定より早く10時半頃に着いた。島田さんは前夜の沢渡温泉からマイカーでほぼ同時刻に着いていた。
天気は、朝の雨が高速の中で止み、少しの晴れ間も見えたが、美濃戸口では曇りでガスがかかっていた。11時前に、私の車に3人乗りで、美濃戸の八ヶ岳山荘の駐車場に車を入れた。八ヶ岳山荘、美濃戸山荘ともに閉まっていて、ラーメンは食べられなかった。
美濃戸からは、おしゃべりをしながら、約2時間で赤岳鉱泉に着いた。めずらしく、ここまで写真を1枚も撮らず、小屋前で写真を撮った。(下の写真2枚)

赤岳鉱泉前で(矢部、島田) 赤岳鉱泉前で(栗本、島田)


小屋では、遅い昼食のラーメンを注文した。島田さんとは今年2月の連休に偶然ここで出会った。そのアイスクライミングの話、その時は満員に近い混みようだったとか、今日は、4パーティの15〜16人。部屋は、こじんまりとした個室の”おだまき”。個室に戻って、何となくウイスキーを飲み始め、夕食を挟んで、日本酒で盛り上がった。

翌朝は7時に小屋を出発した。天気は快晴、八ヶ岳は11月上旬までまったく雪はなかったが、新雪が9日と11日に降ったようで、十分な新雪が積っていた。アイゼンも当初は持参しないつもりでいたが、急遽、手持ちの2セットを持参した。

地蔵の頭付近より赤岳を望む 赤岳北峰頂上小屋上にて


新雪で、まだ凍っていないこともあり、このまま行けそうだという皆の意見で、地蔵尾根をアイゼンなしで登った。阿弥陀岳、赤岳が美しく望める。(上左写真)は、地蔵の頭付近より赤岳と赤岳展望荘が望める。(上右写真)は、頂上小屋のある北峰で。

赤岳頂上(2899.2m) 赤岳頂上(2899.2m)


一等三角点のある南峰に向かい、記念撮影。(上左・右写真)

赤岳の岩稜を振り返って 阿弥陀岳を背景に


赤岳の下降は岩稜帯、天気が良いので、気持ち良く下れる。つい写真を撮る機会が増える。前に阿弥陀岳、後ろに赤岳が新雪に輝き映える。(上左・右写真)

文三郎分岐で相談の結果、真っ直ぐ、行者小屋に降りることにした。下山では汗一杯となり、行者小屋に着いて、下着から全部着替えた。行者小屋で昼食とした。また、横岳をバックに写真を収めた。結局、アイゼンは付けずに済んだ。 (下左・右写真、)

行者小屋にて(背景は大同心) 行者小屋にて(背景は横岳)



下山後、富士見高原の”鹿の湯温泉”で汗を流した。露天風呂、サウナもあり、ゆったりとした良い風呂だった。
帰りの中央高速は、30kmの大渋滞で遅くなったが、大満足の赤岳だった。

今回は親睦登山で、余り計画もはっきりと決めていなかったが、たまたま新雪の時期にあたり、天気に恵まれ、仲間に恵まれ、余韻に浸れる充実した山行でした。

島田智恵子さんは、次の山行(オホスデルサラド、アコンカグア・ポーランドルート、ビンソン・マッシフ)を目指して、11/24に3ヶ月の旅に出発するとか、お気をつけて!!


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