2007年1月山行記録

1.冬の富士山、原生林と大雪原ツアー

Date:2007年1月21日(日)[日帰り]
Party:栗本他、参加者26名と畠堀ガイド他3名(富士急トラベル主催)
Time:
◆1月21日(日)/曇→晴れ→曇
自宅620=650新宿駅西口集合場所720=バス=800海老名SA815=920水ヶ塚公園945=950須山御胎内入口1000ー須山御胎内−幕岩分岐1140ー1215双子塚(1810m、昼食)1245−1335太郎坊駐車場−1405太郎坊入口1430=1505御胎内温泉健康センター1630=海老名SA=1830新宿駅西口=1910自宅
Notes:
富士山にはよく登っているが、その麓を歩いたことはあまりなく、たまには原生林と雪原を歩いてみたいと思った、それにはこのようなガイド付きのツアーに参加するのがベストと考え、参加することにした。(参加費は、8900円でしたが、別の特別な割引もあり、うんと割安に行けました。通常富士山へ一人で車で行く時は、1万円程かかります。)

7時前に新宿の集合場所に着き、係りの人に参加人数を聞くと26名という。10数名のつもりでいたので、えらく人気があるのだと感心した。主催者側もガイドの他にツアー担当の方と富士山クラブの2名を加えた4名で、計30名を乗せてバスは出発した。

水ヶ塚公園から望む富士山

御殿場ICから富士山スカイラインで太郎坊入口を通過して、水ヶ塚公園に着いた時は、東京ではどんよりとした天気だったのが、きれいに晴れて、正面に大きな富士山が望めた。(上写真)
ここで弁当の積み込みと準備を整えて、再度バスに乗り、少し戻る形で須山口下山道の御胎内入り口で全員バスを降りた。そして準備体操の後、10時に予定通り歩きはじめた。


須山御胎内祠
(旧須山口登山道一合目)
原生林の中を歩く

30分程で須山御胎内に着いた。(左上写真)溶岩でできた中が空洞のトンネルのようになっていて、その中を通過する。もちろんその横を通ることはできるが、ものは試しで全員が通過するのには、結構時間がかかった。
途中から幕岩へ登る登山道をはずれ、原生林の中を歩く。東側のルンゼとの境の箇所を歩くと、頂上の見晴らしも良い。(右上写真)

幕岩付近で富士山をバックに 双子山手前

登山道に戻り、幕岩分岐を過ぎると、原生林も乏しくなり(1700m)、低木帯になる。(左上写真)
そして、正面に双子山とも二ツ塚とも呼ばれているこんもりとした丘が見える。ここまで来ると草木はほとんどなくなる。(右上写真)

旧須山口登山道二合目
双子塚(本日の最高点、1810m)
御殿場口へ下山、
富士山双子山の標識

双子塚という道標のある所で昼食となる。本日の最高到達点で標高1810mです。2万5千分の1の地図では、”二合”と書かれている場所です。(左上写真)
昼食を食べ終わる頃に、少し風が吹いてきて、寒さを感じたので、早々に下山することになる。この短い時間にもかかわらず、係りの人は、女性の参加者が多いこともあり、また環境に配慮してトイレテントを設置したことを付け加えておかねばならない。
下山は御殿場口の方に降りるが、双子山には、スキーヤが何名かいた。30分ほどで、御殿場登山道に合流したが、その手前のところに、富士山双子山の案内版があった。(右上写真)
太郎坊入り口までゆったり歩き、迎えのバスで本日の温泉、御胎内温泉健康センターに向かった。日曜日のためか混雑していて、洗い場も順番待ちの盛況さでした。

今日は、マイカーでないので、風呂上がりのビールが美味かった。
バスの中でも、富士山クラブに入っているという人とお話しながら、新宿に向かった。渋滞もなく、7時の予定が、6時半に新宿に帰り着いた。
4〜5時間ほどの軽いハイキングで自然の中の雪原を歩き、温泉に浸かるツアーは、なかなか良いものです。風呂上がりのビールとともに。
それも天気が良くて、終始、富士山を眺めながらの歩きだったから、言えることでしょう。


<<付録>>
2007.01.25 富士吉田市内から望む富士山


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