2007年3月山行記録

4.雲仙普賢岳(1359.3m)

Date:2007年3月30日(金)〜31日(土)[1泊2日]
Party:栗本俊和、栗本文子
Time:
◆3月30日(金)/朝の東京は雨、雲仙は晴れ
羽田空港820=ANA661=1020長崎空港1040=1110諫早(乗継)1120=1245雲仙温泉1315=1340仁田峠1350=ロープウエイ=1355妙見岳駅=1400妙見岳(妙見神社)1410ー1430国見岳1440−1500紅葉茶屋−1525普賢岳1550ー1605紅葉茶屋1610−1650仁田峠ロープウエイ乗り場−1700仁田峠1720=1740雲仙温泉、福田屋(泊)
◆3月31日(金)/曇りのち雨
雲仙温泉910−地獄めぐりー1000雲仙西入口1025=1105島原港1120−1140雲仙岳災害記念館1310−1330島原港(昼食)1410=1420島原城、武家屋敷−1550島原駅1600=1805長崎空港1910=JAL1854=2050羽田空港
Notes:
温泉と山シリーズで九州の雲仙温泉に行くことにした。雲仙普賢岳が1990年11月に噴火して以来、山は登れないのかと勝手に想像していたが、新しくできた平成新山は立入り禁止だが、普賢岳は登れるそうなので行くことにした。

朝の羽田出発時は雨であったが、着陸直前には雲仙岳も望めた。九州の今日の天気は良さそうである。春の天気はめまぐるしく変わるというが、天気予報では、明日はまた下り坂で、晴から曇りそして雨と予想されている。
長崎空港から諫早でバスを乗換え雲仙に向かう。最初の予定では山は明日登る予定にしていたが、明日の天気はわからないのに、今日の今は山は晴れている。それで急遽今日、雲仙岳に登ることにした。
雲仙温泉で再度、バスを乗換えて、仁田峠に着いた。普賢岳、平成新山もよく見えている(右下写真他)。

仁田峠より
ロープウエイ、妙見岳を望む
仁田峠より
左に普賢岳、右に平成新山を望む

仁田峠からはロープウエイで妙見岳駅に着く。少し先に妙見神社がある(下左写真)。 普賢岳がもともと長崎県で一番高い山であったが、それより高い平成新山(1486m)が新しく誕生した。噴火収束宣言のあとの1996年6月に命名されたそうだ(右下写真)。

妙見神社左に平成新山、右に普賢岳

今日は暖かい日で、風もない。30分とかからずに国見岳に着く(下写真)。

国見岳(1347m)国見岳(1347m)

国見岳からは、一旦下って、紅葉茶屋と呼ばれるところからまた登りかえして、普賢岳に着く。 何パーティかの登山者に出会ったが、今日は我々が最終組のようだ。

雲仙普賢岳頂上(1359.3m)雲仙普賢岳頂上(1359.3m)


単独行者が入れ違いに降りていき、頂上は我々二人のみ。缶ジュースでのどを潤す。天気は良すぎるくらいに良い。雲仙普賢岳には一等三角点が置かれている(左下写真)。

雲仙普賢岳一等三角点 仁田峠

普賢岳からは紅葉茶屋から薊(あざみ)谷広場を経て、仁田峠のロープウエイ乗り場に帰り着く。ちょうど1時間ほど。5時20分の最終バスで雲仙温泉に戻った。
本日の宿は、民芸の宿、福田屋、雲仙温泉は硫黄泉で白濁している。さえずりの湯、せせらぎの湯、溶岩の湯など源泉掛け流しの多くの露天風呂を堪能した(左下写真)。

雲仙温泉、民芸の宿 福田屋雲仙温泉、隣のホテル

朝起きて、空をながめるとどんよりと曇っている。山は視界が悪いだろう。昨日、山に登ったので、こちらは気をもむこともない、昨日登ってよかった(右上写真)。


雲仙温泉、地獄めぐり雲仙温泉、地獄めぐり

1時間ほどで、雲仙地獄を散歩した。温泉神社、原生沼にも立ち寄った。
バスで島原に向かう。島原港で自転車を借りて、雲仙岳災害記念館へ向かう。途中の水無川から雲仙岳の方は曇っていて何も見えない(右下写真)。火砕流、土石流の跡がもう少し見られるかと思ったが何も見えなかった。その代わり、雲仙岳災害記念館で十分その様子をシアター、擬似体験、ビデオなどの再現で堪能できた。

温泉神社雲仙岳災害記念館近くの水無川


島原港からは、タクシーで島原城へ行き、お城、武家屋敷を見学し、見ごろのお堀周りの桜を眺めながら島原駅まで歩いた。

島原城島原城の桜


そして、長崎空港へ向かうバスの中ではまた、激しい雨となっていた。

雲仙岳のその変わり具合を見たかったのですが、うまく晴れた時を捕まえられてその希望は叶った。そして、雲仙の温泉を堪能できた。
島原は予定外で行けたのですが、災害記念館は思った以上に良かったし、島原城は当然、必見の場所でしょうし、なかなかの遠い場所に、思い立って行けたことに満足です。


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