2008年1月山行記録

1.滝子山(1620m)、大谷ヶ丸(1643.8m)

Date:2008年1月4日(金)
Party:栗本俊和単独
Time:
◆1月4日(金)/晴
自宅620=調布IC=720談合坂SA(朝食)750=大月IC=820道証地蔵駐車場(770m)830−920曲り沢峠分岐(1120m)925−1020大谷ヶ丸分岐(1440m)1035−1050鎮西ケ池1055−1105滝子山二等三角点(1590.3m)1110−1115滝子山(1620m、昼食)1155−1300大谷ヶ丸(1643.8m)1310ー1350コンドウ丸1355ー1410曲り沢峠−1445曲り沢峠分岐1500−1530道証地蔵駐車場1540=1640石川PA1655=1750自宅
(d=往復174km)
Notes:
今年最初の山は、大菩薩連嶺の南端にあり、昨年末の小金沢山の南に連なる滝子山に行くことにした。中央高速大月ICから近くて行き易い山ですが、そのためか逆にまだ登っていなかった。

登山口にあたる道証地蔵(左下写真)手前に車が5〜6台駐車できるスペースがあり、そこに 駐車する。道証地蔵から右に下って沢を渡ってから、対岸の山腹を絡んですみ沢に導かれる。この丸木橋のところに三丈の滝(右下写真)がある。

道証地蔵、登山道は右へ すみ沢、三丈の滝

沢から離れて少し登ると、曲り沢峠への分岐がある。滝子山方面に向かうと、離れていた沢が近づきまた滝が現れる。この高度になると雪があり、雪で一部凍ったすみ沢の滝が見られる(左下写真)。
この辺りは道が崩れていて歩きにくい箇所がある。その先、地図では1300m付近から尾根に登るようになっているが、道は左の沢に近いところを通り、現在位置の確認にてこずる。最初に尾根に上がったところが大谷ヶ丸と滝子山の分岐(右下写真)であったが、分岐はまだ先と思い通過し、大谷ヶ丸の方に行ってしまった。5分ほど行って気がつき引き返した。

雪で一部凍ったすみ沢の滝 大谷ヶ丸と滝子山の分岐

分岐からは10分ほどで稜線に着く。そこから5分ほどで鎮西の池に着いた。池は1m四角位にしか見えない小さい池ですが、その周囲に小さな鳥居と祠がある(左下写真)。
池から5分程で滝子山山頂と三角点峰の鞍部に着く。先に三角点峰に行き、写真を撮った(右下写真)

鎮西の池 滝子山二等三角点(1590.3m)

戻って、滝子山山頂に着く。こちらは1620mとあり、三角点峰より30mほど高い。富士山がまた美しく望める(下写真)

滝子山から望む富士山(手前は三ツ峠山)

少し早いが、展望も良いのでゆっくりと昼食にした。北西方向には頂上が白く雪に覆われた金峰山から国師ヶ岳、甲武信ヶ岳が見える(右下写真)。

滝子山(1620m)右、大谷ヶ丸
左、雪に覆われた金峰山

南アルプスが木々の間から望め、甲斐駒から聖岳まで見えた。但し、北岳は雲の中だった(下写真)。

右から荒川、赤石、聖岳 右から甲斐駒、鳳凰三山、間岳、農鳥
(北岳は中央、雲の中)

昼食の後は、雪の稜線歩きで、1時間ほどで大谷ヶ丸に着く(左下写真)。ここからの下りは滑り易い急坂で神経を使う。また道も雪があったりして解り難いところがある。コンドウ丸(右下写真)という山に着く。ハマイバ丸とあわせて3つ丸の付く山が並んでいる。

大谷ヶ丸(1643.8m) コンドウ丸(背景は滝子山)

曲り沢峠から曲り沢峠への分岐に戻り、行きの道に合流した。ただ沢沿いの下りは崩れていて、歩き難かった。

4人の単独行者に出会ったが、静かな山行だった。そして雪もあり(アイゼンは特に必要なし)、地図を見ながら歩くには、なかなか面白い山でした。沢沿いの道はあまり良くないがそれがまた変化をあたえていた。


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