2008年5月山行記録

8.船形山(1500.2m)

Date:2008年5月24日(土)
Time:
◆5月24日(土)/曇
大滝キャンプ場登山口(1040m)725−850船形山(1500.2m一等三角点、昼食)930ー1010升沢避難小屋(1230m)1015−1100三光の宮1115ー1145登山口
Notes:
仙台への仕事の帰りに宮城、山形県境にある船形山に登ることにした。前日の町役場への問合せで近道である小荒沢林道が一部箇所に雪があり通れないと聞き、通常ルートの岳山林道から入ることにするが、この道もキャンプ場近くは入れるかどうか微妙です、との返事だった。また、天気が下り坂で午後からは雨が降りそうとの予報、早立ち、昼頃の下山を目指す。

レンタカーで、R4を北上し、岳山林道に入る。ナビのお陰で迷うことなく林道に入れる。長い林道で、途中落石箇所もあったが、無難に、大滝展望休憩所のある分岐に到着する(左下写真)。ここからは大滝が望めるとの案内があったが、先に進む。

岳山林道の分岐、船形山は右へ 大滝キャンプ場駐車場

キャンプ場までの途中に雪が道を覆っている箇所が2箇所あったが、車1台分の幅だけ通れる状態になっていて通過できた。多分通れるようになったのは数日前からであろう。大滝キャンプ場駐車場は分散してあり奥の駐車場に停めた(右上写真)。ここには人命水という霊泉(名水)が多量に流れていた。
先行の夫婦連れの後を歩いていくと、残雪の舟形山群が見えてきた(左下写真)。だらだらした登りの残雪の中を歩くと一部に道がわかりずらい所がある。後半は直線の登りで見晴らしも良くなり、稜線に着く。御来光岩と案内にあるが特になんてこともない岩。

残雪の前船形山が望める 船形山、一等三角点

稜線をほんの少し歩くと舟形山に着く。誰もいない、頂上は風がある。一等三角点があり写真を撮る(右上写真)。夫婦連れが登ってきたのでシャッターを押してもらう(左下写真)。周囲の山々は見えるが遠くの山は見えない。天気が良ければ月山や鳥海、朝日も見えるそうだが、今日はこれだけ見えれば十分です。
避難小屋に入り食事にする。新しい綺麗な小屋でトイレが中にある。

船形山山頂(1500.2m) 船形山避難小屋

下山は三光の宮経由の周回コースにする。少し下ったところから避難小屋と頂上を写真に収めた(右上写真)。分岐からの下りは沢コースになり、残雪の斜面(左下写真)から、残雪の沢となる。斜面は歩き易いが、沢水の箇所は歩きずらい(右下写真)。

残雪の斜面 残雪の沢

沢が終わったところに升沢避難小屋がある。頂上小屋と同じく新しい小屋で中にはトイレがあった。ここからは道は雪のトラバース道となる。沢を幾つか横切り、分岐から少し登ると三光の宮があった。「月、星、太陽」の三つを祀る石碑(左下写真、石碑に三つが彫られている)が三光の意味だと解った。
針葉樹の間から舟形山の山頂が望める(右下写真)。舟形山とは船を伏せたような山容から舟形山と呼ばれているのが実感できた。

三光の宮 三光の宮からの船形山

三光の宮からは30分ほどで登山口の駐車場に戻ったが、保野川の渡りは橋はなく、岩を飛び越えるのは水量が多いと苦労するかもしれない。

天気は十分持ってくれた。仙台市内に入り、立ち寄り湯でゆっくりと時間をつぶした。外に出るとちょうど雨が降り出してきた。
この季節、残雪があり変化に富んでいて、半日コースとはいいながら面白かったです。


トップへ戻る