2008年10月山行記録

14.帝釈山(2059.6m)、田代山(1926.3m)

Date:2008年10月19日(日)
Time:
◆10月19日(日)/晴れ
猿倉登山口(1390m)550−640小田代(1810m)645ー田代山湿原、田代山(1926m)705−715避難小屋(弘法大師堂、1971m)725−817帝釈山(2059.6m、二等三角点)827−920避難小屋先の田代湿原(昼食)940−1000小田代1005−1040登山口1100=1130湯ノ花温泉(湯端の湯)1200=東北高速=1600自宅
(d=往復492km)
Notes:
二百名山で、このあたり(福島県)で残っているのが帝釈山です。先々週登った会津朝日岳と続けて登る方法があったが、浅草岳と会津朝日岳を併せて登ったので、帝釈山が一つ残った。
会津側の猿倉登山口までは、東京から約250km5時間とみて、18日(土)昼間に東北道を走り、明るいうちに登山口に着き車中泊、翌朝登山して、湯ノ花温泉に浸かり帰宅するというプランとした。そして、9月からできたETC割引の休日昼間割引を利用することにした。
18日は、東北道を鹿沼IC(川口から100km以内)で一旦降り、再度入場して西那須野塩原ICから一般道を会津へと向かった。高速代は4150円が3050円になった。5割引なのだが、大都市近郊区間の大泉-川口-加須間は割引対象外です。
天気は快晴で、紅葉真っ盛り、道の駅たじまは大混雑していた。湯ノ花温泉を通過して、15時すぎに猿倉登山口に着いた。登山口には2箇所駐車場がある。トイレのある最初の駐車場は水がないので、上に歩いていくと2〜3分で登山口(左下写真)のある駐車場があった(右下写真)。ここには沢の水が流れている。ちょうど法面崩壊予防の斜面工事を行なっている人々がいた。

田代山、帝釈山登山口 登山口駐車場

この林道は栗山村湯西川の方に抜けるオフオードで、時々車とバイクが通過する。1台の車が駐車して同じ車中泊組と分かった。しかも同じ練馬ナンバー。早い夕食を済まして寝たが、そうそう寝られるものではなく、途中で月が昇り明るくなってからは、うつろうつろを繰り返していた。
5時起床予定を30分ほど早く起き出しゆっくりと朝食を食べた。トイレのため車で1分の下のトイレまで走る。登山者の車(夫婦連れ)が2台ほど来たが、一番に5時50分に出発した。ちょうど日の出の時刻で寒々しい感じでフリースは着たまま。

小田代 田代山湿原(田代山の表示)

小田代まで50分ほどで着く(左上写真)。温度調整しながらの程よい登りだ。そして15分ほど歩くと田代湿原の端に着く。紅葉の見晴らしが良い。道は反時計周りの一方通行になっていて木道を歩く。すぐに弘法沼の横に田代山の標識(右上写真)のある分岐点に着く。湿原の真ん中という感じです。

田代山避難小屋(弘法大師堂) 避難小屋内部

さらに木道を進むと湿原は終わり、森林の中に避難小屋を見つける(左上写真)。横にはトイレ棟がある。中に入ってみると弘法大師堂ということが解る(右上写真)。

帝釈山を望む 帝釈山(左に会津駒ケ岳を望む)

一度下って、登りかえすのだが、その下りのところの隙間から帝釈山が見えた(左上写真)。小さな沢を渡り、だらだらした道を行くと2組の登山者とすれ違った。桧枝岐の民宿に泊まり帝釈山南の峠まで送ってもらったそうだ。この峠から登るのが帝釈山への最短路だがちょっと物足りないだろう(この猿倉からの往復でも物足りないのだから)。最後ちょっと急になり風が出てきたら頂上だった(右上写真)。

帝釈山(2059.6m、二等三角点) 田代湿原、弘法沼

まだ昼食には早いし、写真だけを撮って下ることにする。会津駒ケ岳と会津朝日岳が正面に望める。南方向には女峰山、太郎山とその後ろに男体山、そしてそのすぐ右に白根山が望める。例によって、三角点の上にカメラを置いて写真を撮った(左上写真)。
引き返した尾根道で夫婦連れ2組他のパーティに出あった。そして、田代湿原にまで戻ると結構多くの登山者に出会った。湿原の横で昼食とした。

湯ノ花温泉、湯端の湯 湯端の湯(内部)

昼食休憩込みで往復4時間50分でした。やはりちょっと物足りないが、その分早く帰れるということで、早速、湯ノ花温泉に向かう。本道から川沿いの道に入り最初にあったのが、湯端の湯でした(左上写真)。入っていた親子連れに言われ、200円の入浴券を買いに川向かいの民宿まで行ってから入浴した。だれもいないので湯船の内部の写真を撮ってみました(右上写真)。湯船は同じようなのが3つあり、男、女と村人男用でした。入浴券には共通入浴券と書かれていて、あと天神の湯、弘法の湯、石湯の計4つの温泉に入れるそうです。

12時に湯ノ花温泉を出発し、行きと同じ道を塩原温泉郷を抜け、西那須野塩原ICから東北高速に入り、帰りは100kmになる館林ICで一旦降り、大泉まで高速を走り、4時に帰宅しました(渋滞なし)。行きと同じ休日昼間割引の利用でした。
今回は山も紅葉と湿原が良かったが、高速を100kmで一度降り、また入る練習が一番気になってました。逆方向の入り口とUターンの急カーブ。これで300km近くまで休日の昼間での割引が可能になります。今までは夜間と早朝割引が中心でした。


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