2009年1月山行記録2.富士山御殿場口七合目(3040m)Date:2009年1月17日(土)装備:ピッケル、アイゼン、ストック1本 |
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Time: ◆1月17日(土)/晴れ→曇り 自宅505=足柄SA(朝食)=715御殿場口入口に駐車(1280m)740−1010二合八勺(2090m、アイゼン着)1025−1300六合目小屋跡(2800m、昼食)1315−1405七合目小屋(3040m)1415−1545二合八勺1600−1705駐車場1725=海老名SA(夕食)=2000自宅 (d=往復230km) | ||||||||||||||||||||||
Notes: 今回の山行は、富士山御殿場口コースの七合目付近までを目標とした。目的は、新しいアイゼンの試しと、高所登山靴(スポルティバ・オリンピア)の履き具合の確認(脛の部分があたり、スポンジのあて具を入れていたが、なしでもOKか?)、そして日帰りで登るためのコースの下見、雪の状況の確認、などでした。 富士山スカイラインの御殿場口入口に7時すぎに着いたが、4台くらいしか入れない小さな駐車場はすでに満車だったので、路肩駐車した(左下写真)。
駐車場脇の登山道から入り、大石茶屋手前から眺める富士山(右上写真)は、快晴の登山日和です。今日は移動性高気圧に恵まれ、風もあまりなさそうだ。
単調な雪道を進み、二合八勺の石室のあるところで(上写真)、アイゼンを付けた。ここからは傾斜も少し急になる。ここまで、800mを2時間半かかっている。
次の良い休憩場所は六合目小屋跡です。宝永山(左上写真)を越えた高度、平らな場所で、食事をするのに都合が良い、昼食にした。ここまで、700mを2時間半かかっている。 六合目からは右にトラバース気味に登り、鉄柵(右上写真、冬季の測候所従事者用だった)を横切る。雪面が凍っている場所もあるが、新しいアイゼンの爪先は良く尖っているので、何の問題もない。但し、靴の方は、スポンジのあて具をしてないので、脛の部分が痛い。
七合目小屋(左上写真)へは更にトラバース気味に右に登る。ここはテントが張れる場所です。頂上を目指す時は、この小屋には寄らず、真っ直ぐに登って、七合五勺の小屋を目指した方が良さそうだ。12時から雲が出てきて、頂上は雲に隠れているが、時々姿を見せる。天気が悪くなっているのではなく、午後からの雲という感じだ。今日は頂上アタックの最良の日と見える、ちょっぴり残念な気がするが、予定の2時を過ぎているので、今日はここまで。七合目でも風はほとんどない。
帰りは、ゆっくりと写真を撮りながら下山した。左に山中湖、杓子山、御正体山がかすんで見える(左上写真)。右には二ツ塚とその奥に愛鷹山(右下写真)。六合目付近で6人パーティとすれ違ったが、多分、七合目か七合五勺でテント泊なんだろう。
大石茶屋近くに戻ったところで振返ると、雲が取れて、夕陽のあたった富士山が望めた。 今回の目的は、すべて達成できた。富士山御殿場口からの日帰りは登り9時間は見ないといけない。前夜車中泊、午前3時発で、12時頂上とすると、ヘッドライトを点けて3時間以上歩くことになる。 |