2009年6月山行記録10.6月の富士山(その2)Date:2009年6月25日(木)、曇り後少し晴れ間装備:ピッケル、アイゼン12本歯 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Time: 富士宮口新五合目(2400m)505ー600新七合目(2790m)605−635七合目(3030m)640−740九合目万年雪山荘(3410m)745−850富士宮口頂上(3720m)900−915剣ヶ峯(3775.6m)930−虎岩940−950お釜の底(3535m)1000−1055剣ヶ峯1155−1205富士宮口頂上1212−1305七合目1325−1340新七合1350−1425新五合目駐車場 (d=往復269km) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Notes: 前回(14日)天気悪く行けなかったお釜に降りるために、天気が良さそうで自分の都合と合う日を考えると、25日(木)になった。 前夜車中泊して、5時すぎに出発した。左下写真、新七合小屋手前の斜面は完全に雪が消えていた。11日前、ここは雪面だったので、アイゼンを着ける人もいた。
左下写真、八合小屋より上を撮影したが、雪は減っているが、九合から上はまだ残雪はかなりある。
九合五勺からの最後の雪面はかなり凍っていて、アイゼンなしには行けなかった。前回のグズグズ雪とは大分違っていた。小屋前では着けなかったが、雪面の途中でアイゼンを着けた。12本歯アイゼンの方が良い感じだった。左のブル道に入って、この雪面を避ける人もいた。 富士宮口頂上まで3時間半では行けなかったが、4時間は切ったので、上出来です。
左上写真、浅間大社奥宮は燈篭も顔を出して、かなり雪が溶けた様子がわかるが、それでもまだかなりある。右上写真はタイマーで撮影したが、頂上にはだれもいなかった。最後の雪面のところでは結構人がいたのだが。左下写真、富士館前のベンチも顔を出した。
左下写真、剣ヶ峯に着いたが、だれもいなっかった。9時過ぎとまだ早いためか。またタイマー撮影したが、カメラの良い置き場所がなく右下写真のようになりました。
左下写真、剣ヶ峯よりこれから行く虎岩を望んだところです。頂上から一旦下ったところからトラバースして虎岩の頭に行った。ここには石碑があった(右下写真)
左下写真は虎岩より剣ヶ峯、右下写真は白山岳と火口壁を望んだところであり、頂上からとは少しアングルが異なり面白い。
虎岩から途中シリセードも交えてお釜に降りる。お釜の底から虎岩を見上げると左下写真のようになります。右下写真、金明水のルンゼを見上げたところです。ツララはほとんど落ちた。あの絶壁から狭いルンゼをスキーで下った人がいる(むらちゃん、富士山大好き!)。
お釜に降りるのは簡単で15分もあれば降りれる(勿論ピッケル、アイゼン必要です)が、登り返すのは一苦労です。硬い雪ではないですが、ゆっくり着実に剣ヶ峯に登り返しました。240mをプラスすると4000mに登ったことになりますか?
稜線に出たところで数人の人がいました。その中に大貫金吾さんがおられました(右上写真)。今年79歳、富士山登頂回数500回以上(正確な数字は聞き忘れました)で、2001年12月に「限りなきオマージュ 富士山 400回までの登頂記録」を出版されています。今富士山何百回という人が数多く出てきましたが、その先駆けをなす富士山の大先生です。 今回は他にもいろいろな人と会いました。やまちゃんブログに登場する斉藤さん、momopapaさん。PERUと書いた帽子を被っていたので聞いたところ、ワスカランに3年前に登ったという3人連れ、それもガイドが同じ平岡さんということで、今秋のアマダムラム、チョーユの話でまた話しが弾みます。今日は平日だから人は少ないと思っていたら、皆、考えることは同じで、天気の良い日、それまで天気が悪かったのでこの日に集まったのでしょう。
頂上に1時間もいたが、時間の過ぎるのはあっという間で、下山にかかる。富士宮頂上に戻ってきたところ、少し晴れ間も出てきたので、ゆっくりと写真を撮った(今日は時間的にも急がないので)。右上と下4枚の写真。
頂上直下の雪面はアイゼンの効く楽しい斜面、そして、九合五勺からはシリセードで下る。七合目手前でカップルを追い抜かした。なんと、それは富士山の先生、やまちゃん、皆で富士山に登ろう。とkyokoさんでした(右下写真)。彼は土日しか来ないと思っていたが、今日は本当にいろいろな人と会えました。
目的のお釜に降りて来れたし、金明水ルンゼもゆっくりと眺めたし、そして、2回目の剣ヶ峯のちょうど昼時、いろいろな人との出会いがありました。そして下山時には更なる出会いもありました。富士山山開き前の残雪の多い今年のお恵みでした。 |