2009年7月山行記録

11.黒戸尾根から甲斐駒ケ岳(2965.6m)

Date:2009年7月11日(土)、曇り時々晴れ
Time:
竹宇駒ケ岳神社駐車場(770m)420ー555横手白須分岐(1460m)600−745刀利天狗(2049m)750−825五合目(2100m)830−910七丈小屋(2350m)920−1010八合目(2670m)1015−1115駒ケ岳頂上(2965.6m、昼食)1155−1315七丈小屋1320−1440刀利天狗1445−1710駐車場
(d=往復310km)
Notes:
甲斐駒ケ岳は1972年11月に登って以来登ってない。鋸岳、仙丈岳も一緒に登った時だから北沢峠側になり、黒戸尾根側からは登ってない。長い尾根で途中での1泊が必要と思っていたが、1日で往復できるというので、私も挑戦してみることにした。

前夜車中泊して、朝の早立ちを心がけた。4時20分の出発はまだ暗くて、ライトを点けて駒ケ岳神社に今日の安全登山を祈願した。つり橋を渡り、尾根の登り道をゆっくりと歩く。横手からの道を併せて、八丁登り、前屏風ノ頭とうんざりするような長い登りが続く。尾根が急に細くなり岩場(刃渡り、右下写真)で景色が良くなる。

駒ケ岳神社(帰路撮影) 刃渡り

その先に刀利天狗(左下写真の祠と石碑)があった。黒戸山を巻いて一旦下ったところが小屋のあった五合目コル、屏風岩をハシゴと鎖で登れば、七丈小屋に着く(右下写真)。ここには水場に加え、小屋も第一と第二の二つの小屋とりっぱなキャンプ場があった。それにしても信仰の山だけに、あちこちに石碑が目立つ。

刀利天狗 七丈第一小屋

七合半の辺りで上には九合目の剣のあるピークがみえてくる。八合目は御来迎場とよばれていて、景色の良い所で、富士山、北岳などが見えてきた。頂上方向も見えるはずだが、雲でまだ見えない(左下写真)。10分ほど歩くと頂上方向が晴れてきた(右下写真)。

八合目、頂上方向まだ雲の中 頂上方向見えてくる、右九合目

左下写真、富士山とオベリスクのある地蔵岳、観音岳はうっすらとガスがかかっていて写りは良くない。九合目からの岩場、岩稜歩きを十分堪能すると駒ケ岳神社本社に到着する(右下写真)。

富士山と地蔵岳、観音岳 駒ケ岳神社本社

そのすぐ隣のピークが一等三角点のある甲斐駒ケ岳の頂上です。北沢峠から大勢の登山者が登ってきていて、ちょうど天気も良くなり、写真を撮ったり、昼食を食べたりで、皆山頂の憩いを楽しんでました。

甲斐駒ケ岳一等三角点 駒ケ岳頂上

北岳、間ノ岳と仙丈岳がきれいに見えてました。

北岳、間ノ岳 仙丈岳

八合目より晴れた頂上方向 つり橋


登りは7時間近く、下りは5時間少々、昼食時間を含むと約13時間かかりました。今日黒戸尾根を日帰りで登った人(七丈小屋泊の人は別)は10人くらいだろうか、ほぼすべてが単独行者で、ランナーが2〜3人、女性はいなかったと思う、高年登山者もいない、若い登山者が中心で、私は一番遅い方で、早い人には本当に感心するほどに早い人がいる。タフなコースでした。


トップへ戻る