2010年5月山行記録

10.白砂山(2139.7m)

Time:
◆5月21日(金)/晴れ
野反湖白砂山登山口駐車場(1530m)520−600地蔵峠(1650m)605−735見晴台(1860m)740−805堂岩山(2051m)−840八間山分岐845−1000白砂山(2139.7m、昼食)1035−1140八間山分岐1145−1155堂岩山−1215見晴台1225−1330地蔵峠1340−1415駐車場
(d=片道181km)
Notes:
前夜10時前に、野反湖の登山口駐車場に着いた。広−い駐車場とトイレ、休憩舎などがある。明日は金曜日だし、車は1台もいない。風は少しあるが、星明かりと半月が出ていて、天気は良さそう。

朝、登山口からちょっと登ったところから駐車場を見下ろす(左下写真)。
山腹道を下って行くと、すぐに雪道に出会う。トレースがないので、ちょっとしたところでも方向に躊躇する。ハンノ木沢に降り立ち、木の橋を渡る。

登山口駐車場を見下ろす ハンノ木沢

地蔵峠(左下写真)までは雪はないが、その上あたりから残雪が出てくる。明日登る予定の岩菅山が望める(右下写真)。左端が岩菅山(2295m)でその右が裏岩菅山(2337m)、こちらの方が42m高いが、三角点は岩菅山です。そして、右端は烏帽子岳。
地蔵山を越えると一旦下るが、この当りから残雪の道の方向がわかりにくくなる。

地蔵峠のお地蔵さん 岩菅山を望む(左端)

見晴台からは、野反湖と白根山が望める(左下写真)。左方には草津の町も見える。
堂岩山までは雪が増えてくるが、真っ直ぐなので迷うことはない(右下写真)。

見晴台から野反湖と白根山 雪道、雪が増えてくる

堂岩山からは、これから向う白砂山が始めて正面に姿を現す(左下写真)。向こうに夏道が見えるので、雪面を下ってみたが、ブッシュで道に出られない。軽アイゼンを着けて雪面を登りかえし、今度は稜線を東南方向に向えば、八間山分岐からの道に出た。堂岩山から八間山分岐まではほんの5分程度の距離だが、30分もかかってしまった。右下写真は八間山分岐から望む白砂山です。

堂岩山から白砂山が見える 八間山分岐からの白砂山

稜線歩きから、堂岩山を振り返ってみた(左下写真)。右端の堂岩山から道がわからなかった北斜面の雪面が見える。一度登っていたら迷うこともないと思うが。稜線は所々に雪面があり、徐々に白砂山に近づく(右下写真)。

堂岩山を振り返る 白砂山間近

白砂山山頂は雪に覆われていた(左下写真)。三角点などは雪の下だが、小さな看板のみ出てたので、ザックの上にカメラを置いて写真を撮ってみた(右下写真)。

白砂山山頂 白砂山山頂

周囲の展望は良い。左下写真は、白根山、横手山方面、右下写真は岩菅山方面を望む。

左から白根山、横手山を望む
手前の山は堂岩山
岩菅山を望む
北に目を向ければ、二百名山の佐武流山と鳥甲山(左下写真)、百名山の苗場山(右下写真)が望める。

右:佐武流山、左奥:鳥甲山 苗場山を望む

来た道を下山したが、堂岩山から地蔵山の間では、迷いそうな箇所があり、帰路も油断できなかった。今日は他に登山者はいなかった。

二百名山の白砂山は、ほぼ群馬県、長野県、新潟県の三県境にある奥深い山で、あまり馴染みのない山です。残雪期は道がわかり難く、時間がかかってしまった。
バーデ六合(くに)という医療センターにある温泉に浸かってから、草津温泉に向った。昨秋のチョーオユーに一緒に登った荻パパさんに7ヶ月ぶりに会い、草津温泉を散歩してから、夕食を一緒し、山の話に会話が弾んだ。


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