2010年7月山行記録

14.佐武流山(2191.5m)

Time:
◆7月23日(金)/晴れ時々曇り
ドロの木平の駐車スペース(1055m)450−550林道分岐(1220m)555−640檜俣川(1660m)655−ワルサ峰(1870m)900−940西赤沢源頭950−1055佐武流山(2191.5m、昼食)1130−ワルサ峰1300−1445檜俣川1455−1540林道分岐1545−1640ドロの木平
(d=片道238km)
Notes:
前日夕方に秋山郷最奥の切明温泉手前にある佐武流山登山口のドロの木平に着いた。200名山案内本の登山口は中津川林道起点ゲートとなっているが、ある人のHPによると、2006年の台風でこの登山口が使えず、2007年はドロの木平から山越えで入ったとの記述があった。また最新版の昭文社のガイド地図もドロの木平を登山口としていたので、ここから登ることにした。
しかし結果的には、現在は林道起点ゲートから入れるようになっていて、20分くらい短いから林道起点ゲートからの入山がお勧めです。但しゲート前に駐車場がないため、手前に路駐になる(その付近で現在山崩れ防止のための斜面工事中です)。それに対してドロの木平は道幅が広くなっていて、駐車場として十分な広さがあり、また沢水の水場がある。

5時前に出発した。林道起点ゲートから来る道と会う林道分岐(右下写真)までちょうど1時間でした。その前半は山道で、後半は林道歩きです。

ドロの木平の登山口(前夕撮影) 林道分岐

さらに林道を30分ほど歩くと檜俣川への下降点の道標がある。その前に左側に月夜立岩という絶壁が見える(左下写真)。10〜15分で檜俣川に降りる。ここには橋はなくロープが渡されているので、それを手掛かりに飛び石づたいに渡渉する(右下写真)。

月夜立岩 檜俣川渡渉ポイント

ここから水無尾根までは急登であるが、樹林の中で道も良いのでそれほど長くない。尾根に出る直前に物思平という休憩所がある。水無尾根の方が道がよくないので時間がかかる。ワルサ峰までは2時間、日当たりが良いので休憩せずに通過する(左下写真)。西赤沢源頭の赤倉山への分岐までも日当たりのよい暑い稜線歩きです。

ワルサ峰 西赤沢源頭

北に視界が開ければ、赤倉山から苗場山が望める(左下写真)。また南に視界が開ければ、やっと佐武流山の姿を捉える(右下写真)。

苗場山を望む 佐武流山を望む

佐武流山頂上は行き止りの頂上です(左下写真)。これより先、白砂山方面に道はなし、やっとここまで道を開いたという感じの山です。樹林で白砂山は見えない。西側の鳥甲山、岩菅山も樹林に被われ見えない。
三角点が地面から数cmしか出てない状態にある。タイマー撮影はここにカメラを置くしかない。右下写真、下から傾けてアップで撮った。今日は、長袖シャツと帽子がおニューです。M社の製品を初めて買いました。

佐武流山頂上(2191.5m) 佐武流山(タイマー撮影)

下りは同じ道を往復するだけだが、登り6時間、下り5時間かかった。左足がまだ完治してないため、足が重く、下りではちょっと打撲すると内出血が多く腫れて痛い。踝もねんざ気味で注意しながら左足をかばいながら歩く。今日はちょっと長かったし、疲れた。

予約していた切明温泉雄川閣に向う。なんと今日の泊り客は私ともう1名の男性の2名だと言う。金曜日とはいいながら夏休みにこんなに客が少ないとは、寂れたものだと思った。雄川閣は古くなったためかもしれないが。秋山郷の温泉について言えば、1989年に苗場山から下山した時に屋敷温泉に泊まった時以来で、その時にいずれ次は切明温泉の川原に自分で掘った湯に入ろうと思ったものだった。今回、川原に自分で掘ることはしなかったが、川そばにある露天風呂には入った(左下写真)。混浴で、入浴中の看板を掲げておくシステムだが、人が多い時は待つこともあるのだろうが、空いていたからいつでも入れた。

7月24日朝、国道から鳥甲山が望めた(右下写真)。

7/24朝の切明温泉雄川閣の露天風呂 鳥甲山を望む

3時間かかって、昼前に笹ヶ峰の京大ヒュッテに着いた(右下写真)。今日は笹ヶ峰会の総会・親睦会がある。夏の笹ヶ峰は草花が多い。

笹ヶ峰のアザミ 7/25朝の笹ヶ峰京大ヒュッテ



トップへ戻る