2010年9月山行記録

17.餓鬼岳(2647.2m)

Time:
◆9月26日(日)/晴れ後曇り
白沢登山口(993m)525−657最終水場(1470m)705−835大凪山山頂標示(2060m)838−1105餓鬼岳小屋(2600m)1107−1114餓鬼岳(2647.2m)1140−餓鬼岳小屋1145−大凪山山頂標示1312−1440最終水場1453−1615白沢登山口
(d=往復504km)
Notes:
26日餓鬼岳、27日有明山に登るつもりで、25日午後東京を出発し、餓鬼岳の白沢登山口に夜9時前に着いた。餓鬼岳登山口という標示のある(左下写真)トイレの直ぐ近くに駐車できた。駐車スペースは2〜3箇所に分かれているがそんなに広くない。

26日、日の出時刻の5時半頃に出発する登山者は、夫婦連れ?1組と単独行者1名に私を加えた計4人。白沢沿いの道に入り、紅葉ノ滝付近からは鎖のある崖っぷち、桟道の所もあり、魚止ノ滝(右下写真)を右に見ながら登ると、最終水場に着く。

餓鬼岳白沢登山口 魚止ノ滝

最終水場は小さな沢を橋で渡った所、標示には1500mとあるが、1470m程度(左下写真)。次の大凪山まではガレ場を含む急坂をジグザグに登る。大凪山山頂の標示(右下写真)は、実際の山頂ではなくその手前、肩の所、廃道になった旧道との分岐箇所と思われる所にある。標高は2060m程度で、2079mの大凪山はそこから10分ほどであるが、小さなピークの横を道が通っているので、どれがピークかははっきりとしない。

最終水場 大凪山山頂標示

大凪山からはなだらかな稜線で、2235mPを過ぎ、百曲りの急坂を越えると、小屋まで10分の標示のある肩に出る。そして山腹を巻くと餓鬼岳小屋のある稜線に出る。稜線からは餓鬼岳が望める(左下写真)。
あと50mの登りで、餓鬼岳山頂に着く(右下写真)。

餓鬼岳小屋から餓鬼岳 餓鬼岳山頂(2647.2m)

山頂からは、正面(西)に野口五郎岳が見える(右下写真)。野口五郎から右(北)の前回登った烏帽子岳、針ノ木岳は雲に被われている。左(南)は鷲羽、笠ヶ岳までは見えるが、槍ヶ岳から東方向は雲が上がってきていて見えない。これから天気は下り坂か?

餓鬼岳山頂 右の野口五郎から左へ鷲羽岳

唐沢岳方面も同じく雲が上がってきている(左下写真)。簡単に昼食を済ませて、体も冷えてきたので、下山にかかる。右下写真の餓鬼岳小屋は小屋後ろからの写真です。

唐沢岳方面を望む 餓鬼岳小屋

登りはコースタイムより早く登れたが(CT:6時間30分、今回:5時間50分)、下りはコースタイム以上に時間がかかった(CT:4時間、今回:4時間35分)。往復合計時間の10時間半は、予定通りだった。

車のところに下山すると、小雨が降り出していた。松川村のすずむし荘でお風呂に入り、ゆっくりと食事も摂った。雨は本降りになっていた。明日の天気を確認すると、今晩は雨、明日も午前中まで雨が残るという予報に変わっていて、急遽、明日の有明山は中止にして、東京に戻ることにした。


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