2010年10月山行記録18.白神岳(1231.9m) | ||||||||||||||||||||
Time: ◆10月9日(土)/曇り後小雨 駐車場(190m)650−登山口(230m)700−725二股分岐(370m)728−824二股(440m)830−1020白神岳(1231.9m)と避難小屋1050−1200マテ山分岐1210−1235最終水場1240−1305二股分岐1310−1340駐車場 | ||||||||||||||||||||
Notes: 9日朝、能代からレンタカーで白神岳登山口の駐車場に着いた。駐車場は割と広くて(休憩所&トイレ有)、既に10数台が駐車していた(左下写真)。天気は下り坂で午後から雨が予想され、頂上までは何とか曇りのままであって欲しいと願っていた。 7時前、何組かのパーティが出発準備をして出かけて行った。三連休の初日だし、元々の天気予報は晴れであったので、意外と登山者は多い。駐車場を出て舗装された林道を数百m行くと、昔駐車場であった登山口に着く(右下写真)。
この登山口から二股分岐まで25分と短い。通常のコースはマテ山という尾根道を行くが、二股コースという沢沿いの道から、尾根急登のコースを選ぶ。一ノ沢から三ノ沢まで左から枝沢を渡り、最後の二股に着く所に2箇所の渡渉場所がある(右下写真)。今日は特に問題ないが、増水すると靴を濡らすことになるだろう。
二股からの尾根は本当に急登である。全面ロープ張りに近く、ロープ頼りに一気に登る、800mの登り。下山時には向かない、また、道が濡れている時も滑るので向かない。標高1000m付近まで登ると、黄色い紅葉が左右の尾根、正面の白神岳に鮮やかに、そして振り返れば日本海が望める(左下写真)。 熊笹の道から突然頂上に飛び出すと、何組かの登山者が休憩していた。
白神岳は標高は低いが一等三角点が置かれ、周囲の展望は良い。山では岩木山が目立つ。パンを食べていると小雨が降りだす。コンロでお湯を沸かしていた人々も含めて全員が避難小屋に向う。避難小屋の内部は三層になっているが、狭い。扉を入ったすぐの所の丸木に腰を下ろし休憩する。建物的にはトイレの方が大きく立派に見える。
雨具上下を着込み小屋を後にする。1235m最高点付近から頂上を振り返ると、トイレが真ん中に目標になり、ピークは右端です(右上写真)。 十二湖分岐でマテ山尾根に入り、徐々に高度を下げて二股分岐で往路に戻る。雨は小雨で済み、マテ山の急坂を下ったところで雨具を脱いだ。ただ、雨は止んでいる訳ではなく、木々の傘がなくなると、ほんとの傘を出した。
早く下山できたので、ゆっくりと十二湖観光のドライブに出かけた。しかし雨も降っているので、ビジターセンターに立ち寄り、幾つかの池をみて(左上写真)終わりにして、温泉に向った。温泉は先にネットで調べていた白神温泉静海荘(右上写真)。話の通り、誰も出てこないので、300円を箱に入れて、風呂に入る。先客もいて、結構知られている温泉のようです。泊り客もいた。お湯はぬるい湯が出てて、風呂場で温めている。よって熱いということはなく、何分でも入っていられる感じです。 登山者は20〜30名位いたと思うが、二股沢コースを登ったのは、一人だろう。渡渉と急坂があるが、コースとしては変化に富みおもしろいし、同じコースの往復よりはもう少し歩かれても良いように思えた。 |