2011年7月山行記録

12.以東岳(1771.4m)

Time:
◆7月14日(木)/曇り時々晴れ
泡滝ダム大鳥登山口駐車場(510m)1030−1125冷水沢(昼食)1200−1225七ッ滝沢吊橋(690m)1230−1340大鳥小屋(タキタロウ山荘、980m)泊
◆7月15日(金)/晴れ時々曇り
大鳥小屋350−(直登コース)−625以東岳(1771.4m)645−725ウツボ峰(1640m)730−905大鳥小屋930−1155登山口駐車場
Notes:
東北朝日連峰の最北にある以東岳は、主峰大朝日岳に継ぐ名山であり、一等三角点もある。その登山口である泡滝ダム(右下写真)手前の駐車場(左下写真)に着いたのは10時前だった。

今日は大鳥小屋まで約3時間の入山のみなので、ゆっくりと出発です。

大鳥登山口駐車場 泡滝ダム

冷水沢吊橋の脇で昼食を済ませ、七ッ滝沢吊橋(左下写真)を過ぎて、徐々に高度が上がり、大鳥池に到着する(右下写真)。

七ッ滝沢吊橋 大鳥池に到着

時間もあるので明日のコースの下見に出かける。取水門(右下写真)を渡り少し行くと直登コースとウツボ峰コースの分岐がある。大鳥小屋(左下写真)は自炊のみの非難小屋で、この時期管理人が常駐していて、管理協力費が1500円です。またこの小屋は怪魚タキタロウで有名になったそうで、別名タキタロウ山荘の名がある。

大鳥小屋(タキタロウ山荘) 取水門

地元の小学5、6年生5人と先生、親などの15名のグループが宿泊し、3時起床、3時半出発で直登コースから登るというので、私は3時起床、朝食を済ませ4時出発の同じコースから登ることにした。
15日、まだ暗い早朝、ヘッドライトを点けて、大鳥池畔ですぐに小学生グループを追い越した。小学生達は暗い滑りやすい道にキャーキャー悲鳴をあげていた。直登コースを登り、少し平になった草地には高山植物が多く咲いていた。以東岳で有名な花はヒメサユリ(左下写真)ですと、管理人が言っていた。

ヒメサユリ ヨツバシオガマ

以東岳頂上少し手前に以東小屋(避難小屋)がある(右下写真)。頂上までは2時間半ほどでした。大鳥池が大きく望める(左下写真)。

頂上より大鳥池を望む 頂上より以東小屋を望む

以東岳(1771.4m)一等三角点 以東岳頂上で

大朝日岳も少し見えたが、すぐに雲に隠れ、よい写真は撮れなかった(左下写真)。

朝日岳方面の主稜線を望む

ヒメサユリとニッコウキスゲ(左下写真)の大群落がこの山の特徴でした。三角峰付近からはどっしりとした以東岳を眺めることができた(右下写真)。

ニッコウキスゲ 三角峰付近からの以東岳

大鳥小屋戻りが9時で、周回5時間でした。そして、12時前に登山口駐車場に下山した。梅雨明けの天気安定期に入り、雨の心配のない恵まれた山行でした。
明日からの飯豊えぶりさし岳に向けて、飯豊山荘方向に向う。

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