2011年11月山行記録19.初冬の富士山剣ヶ峯とお鉢巡りDate:2011年11月22日(火)、晴れ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Time: 富士宮口五合目駐車場(2390m)750ー1010八合目(3230m)1012−1155富士宮頂上(3720m)1200−1215剣ヶ峯頂上(3775.6m、昼食)1245−お鉢巡り−1400富士宮頂上1420−1625富士宮口五合目 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Notes: 今年も11月23日の富士山五合目まで登れる最終日が近づいてきて、天気と都合を見計らって、22日に登ることにした。御殿場自衛隊前からは快晴の富士山が望めた。(もっと近く水ヶ塚PAでも写真を撮ろうと立ち寄ったが、一面雲におおわれ撮れなかった。わずか10分の違いでこうも変わるものかと思った。)
7時50分の登りだしは、通算800回超の佐々木とほぼ一緒だった。太陽があたると暖かいのでジャケットは脱いで登る。元七合と八合目の間にはいつものツララが岩から垂れ下がっている。
八合目、九合目と雪はまったくない。今年は雪が少ない感じで、途中出合った人に聞いたところ富士宮頂上までアイゼンは不要とのことだった。例年だと九合目あたりからアイゼンを着けることになるのに。この付近で通算1000回超の實川さんが降りてきたのにすれ違った。
9.5合から上を見ても雪は少ししか見えない。
それでもやっと雪の上を歩くようになり、富士宮頂上の鳥居をくぐって、浅間大社奥宮前に着く。
頂上稜線はアイゼンを着けた方が良さそうだが、剣ヶ峯までそのまま登る。剣ヶ峯には2〜3名先行者がいたので、シャッターを押してもらう。破れを繕った手袋をしてたので指先が冷え痛い。すぐに手袋を変えて指をほぐす。気温は手元の温度計で−15℃(帰宅後、測候所のデータでは−12℃)だが、風が時々吹き体感温度が下がる。油断してはいけない。パンと紅茶の昼食後、アイゼンを着ける。
お鉢めぐりするが、今日は白山岳には行かず、お釜(噴火口)に近いルートを選ぶ。金明水から噴火口を覗いてみる。
吉田口頂上にはだれも見かけなかった。
御殿場口頂上まで戻ると、若者2人がいた。テントでも張るのかと聞いて見ると、御殿場7.5合目にテントを張っていて、飲料水にする雪氷をピッケルで削り取り、運ぶとのこと。7.5合目にまだ雪がないのでどこかで取る必要がある訳ですが、これもトレーニングの一つです。私も高所順化トレですから、ゆっくりと頂上に滞在しています。
富士宮頂上に2時に戻り、20分に下山開始し、2時間で五合目に下山した。それまで晴れていたが、五合目でちょうど雲の中に入ったようです。
頂上稜線は久しぶりに冬山が味わえました。富士宮頂上へ登ってすぐ下山するのでは、自分的にはつまらないと思うのだが、毎日登るのを日課としているのならそれも理解できます。いろんな人がいます、1日に2回登る人もいて、趣味の問題ですね。 今年の富士山は3回で終わることになるのだろうか?12月からは御殿場口太郎坊からの登山になるが、距離があるから、モチベーションが必要です。 |