2012年3月山行記録

5.棒ノ嶺、日向沢ノ峰(1356m)

Date:2012年3月16日(金)、曇り時々晴れ
Time:
奥茶屋登山口(400m)835ー950棒ノ嶺(969m)1000−1105長尾丸横1110−1135昼食(925m)1145−1400日向沢の峰分岐(1340m、昼食)1415−1420日向沢の峰(1356m)−1448踊平1450−大丹波川−1610林道1610−1710登山口
Notes:
「青空山岳会」さんが、2週間ほど前に登っていたので、その跡を追ってみることにした。かなり雪が多く苦労していたので、そのつもりでいたが、ルート的には大丹波川へ下れるという安心感が大きかった。棒ノ嶺も日向沢ノ峰もまだ登ってなかった。
奥多摩川井駅から北へ入った奥茶屋キャンプ場が登山口です。登りはじめ雪はなく、尾根に出た700m付近から雪道になる。雪道が凍って急坂になった800m付近で6本爪の軽アイゼンを着ける。
奥茶屋登山口 雪道

棒ノ嶺山頂は名栗方面からの人が2組いた。奥武蔵方面の見晴らしがよく、良い展望台です。
棒ノ嶺山頂(969m) 棒ノ嶺山頂

棒ノ嶺から日向沢ノ峰まで夏ならなんてことない稜線だろうが、雪のある今は少し違う。ます、稜線を下りだしたところで、真っ直ぐに下ると方向が南西に向い道を間違えていることがわかる。すぐに戻って北西方向の正しい尾根道に入るがトレースはない。左下写真の道標の下の方向指示板がちょっと顔を出している高さであり、30cmほど積雪はある。軽アイゼンは凍ってない平らな道では邪魔なので、外す。槙ノ尾山で仙岳尾根の分岐をすぎ、長尾丸付近は巻き道で雪も少なくなって歩き易いが、1000mを越してくるとまた雪が増えて、アップダウンの多いルートは歩きにくい。送電線鉄塔のある1250m付近で今日はじめて人に会った。単独行でソバツブ山方向から来たとのことだった。これでこの先トレースがあるので楽になるかと思ったが、日向沢ノ峰の最後の登りは、軽アイゼンを着けても急でかなり息が切れた。
道標 槙ノ尾山

登り着いたソバツブ山と川苔山の稜線のところが日向沢ノ峰?と思ったが、そのような標識はないが三角点に似た石柱があったのでそこに座って休憩した。
日向沢ノ峰?と思った分岐 タイマーで写真を撮ってみる

日向沢ノ峰はその分岐から5分とかからなかった(左下写真)。急坂を下ると踊平のコルに着く。
日向沢ノ峰(1356m) 川苔山を望む

ここから急な雪面を道などわからないが膝まで潜り下ると、10分ほどで最初の飯場小屋にとどき、また下れば同じような小屋があった。そして右から尾根道を下ってくる赤テープに出会い、沢沿いに雪のトラバース道を下って、最後に左岸の林道にかけ登り、大丹波川の雪道は終わった。
大丹波川の雪道 登山口の駐車スペース

登山口の車に戻ったのは、17時を少しすぎていた。今年の奥多摩は雪が多いそうだが、高さもなく平凡と思われる尾根道、そして踊平の急な下降などは、近場の雪山遊びとしては、なかなか面白かった。なんとなく京都北山を思い出していた。

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