2012年4月山行記録

7.笹ヶ峰(1859.5m)、東赤石山(1706.6m)、三嶺(1893.4m)

Notes:
四国と近畿の200名山に登るため、東京を22日(日)早朝に出発した。ガラガラの新東名を通過し、大津SAで昼食、瀬戸大橋では与島PAで瀬戸内海をながめ、西条のホテルに17時頃にチェックインした。約800km、12時間近くかかりました。

Date: 4月23日(月)、笹ヶ峰(1859.5m)、晴れ
Time: 寒風山トンネル南口登山口駐車場(1120m)825−905桑瀬峠(1451m)910ー955寒風山(1763m)1005−1125笹ヶ峰(1859.5m)1150−1310林道登山口1315−1405駐車場

Note: ホテルで朝食を食べてから出発し、寒風山トンネルの登山口まで50分ほど、広い駐車場でトイレもあり、先行車は1台、出発前だったのでうかがうと地元の人だった。
寒風山トンネル南口の笹ヶ峰登山口 桑瀬峠

桑瀬峠、寒風山まではコースタイムよりはかなり早く着ける。地元の人を桑瀬峠で追い抜いてからは見えなくなった。寒風山から笹ヶ峰間はコースタイムに近い時間で登れた。登りちょうど3時間でした。
寒風山(1763m) 笹ヶ峰を望む

笹ヶ峰には一等三角点があり、見晴らしが良い。しかし霞んでいて瀬戸内海の海岸線は確認できない。北(瀬戸内海側)から風が強く吹いていて、昼食を短めに切り上げる。
笹ヶ峰頂上(1859.5m、一等三角点) 笹ヶ峰頂上

笹ヶ峰大権現が祭られている。石槌山も見えるが、霞であまり見栄えはよくない。
笹ヶ峰大権現 石槌山を望む

同じ道を帰るのもつまらないと思い、頂上より南側に降りる急坂を下ることにする。道標はないが赤テープがあり道はわかるが、熊笹に覆われた道で下の地面が見えないのでゆっくりと下らざるをえない。雨上がりのときは滑る道です。コースタイム通りの1時間20分で林道に飛び出す。駐車場に14時すぎに戻った。
頂上より急坂を下る 林道の登山口に出る

西条に戻り、温泉に浸かり、コンビニで夕食の弁当とビールと明日のパンを買い、別子銅山のあった道の駅マイントピア別子に向う。最初はここで温泉に入り、夕食も食べる計画であったが、登山口での夕食に変えた。大永山トンネルを抜けて東赤石山の登山口である筏津に向う。筏津と瀬場の登山口を確認してから宿泊予定の筏津山荘の駐車場に向う。筏津山荘は宿泊も可能だが昭文社案内地図に駐車利用可と書かれている通り、車中泊に向いている。下の駐車場が宿泊用で、その上と一番上の駐車場が車中泊用です。一番上のもう営業していない旧バーベキューハウスの駐車場がお勧めです(左下写真、24日朝撮影)。景色が良く、ハウス内のテーブルに近くゆっくりと食事ができます。もちろん今回はだれもいない。山荘のオーナも車中泊に好意的です。

Date: 4月24日(火)、東赤石山(1706m)、晴れ
Time: 瀬場登山口(670m)630−718瀬場谷(940m)720ー805渡渉地点(1245m)815−910横道合流点(1585m)915−赤石越(1660m)−940東赤石山(1706m)1010−1040赤石山荘(1555m)1045−第二渡渉点1105−1130第一渡渉点1135−1207瀬場谷1215−1250瀬場登山口

Note: 朝食後、瀬場の登山口まで2〜3分車を走らせる。トイレもあり車も置けて(右下写真)、筏津より近いためか現在はこちらの方がよく利用されているようです。
筏津山荘駐車場(旧バーベキューハウス前) 瀬場の東赤石山登山口

地図に従い、瀬場谷から右の直登コースに入り渡渉地点、横道合流点、赤石越を経て3時間10分で東赤石山に着いた。
今日は風がなく、登山日和でゆっくり休憩ができる。頂上は岩山で、探したが三角点は見つからない。多分三等三角点だと思うのだが?周囲には同じような高さの山が連なっており、遠くから見れば識別するのに苦労すると思う。
東赤石山山頂(1706.6m) 東赤石山からの景色、八巻山を望む

下山は赤石山荘経由で下る。左下写真は赤石山荘付近からの東赤石山です。岩山の感じが出ています。沢沿いに下り、滝が所々に見られます。
東赤石山を望む 瀬場谷の滝

13時前に登山口に下山し、次の三嶺登山のため東祖谷に向う。例によって、町(伊予三島)に出て、明日のパンを購入してから。今日は、明日以降がまた車中泊になるので、ホテル泊にする。16時頃、旅の宿ホテル奥祖谷に着いた。

Date: 4月25日(水)、三嶺(みうね、1893.4m)、薄曇り
Time: 名頃駐車場(940m)800−835平尾谷登山口(1130m)840ー930タケモミの丘(1500m)935−1040三嶺(1893.4m)1045−1055三嶺小屋(1845m)1120−1155タケモミの丘1200−1233平尾谷登山口1235−1300駐車場

30分ほどでホテルから登山口の駐車場に着いた(左下写真)。ここにもトイレはある。
名頃の三嶺登山口駐車場 平尾谷登山口

30分ほど林道を歩いてから山道に入る。1時間で稜線に出、また1時間ほどで頂上近くの池の前に飛び出す(左下写真)。
頂上の稜線に飛び出す、目の前に池 振り返れば三嶺小屋が見える

三嶺頂上には二等三角点があった。天気は下り坂に向っていて、風が吹いており、昼食は小屋で摂ることにする。
三嶺山頂を望む 三嶺頂上(1893.4m、二等三角点)

剣山も見えているが曇り空の中では迫力がない。三嶺小屋はきれいな小屋だった。
頂上より剣山と小屋を望む 三嶺小屋

13時に駐車場に戻った。昼食時間を入れてちょうど5時間でした。
平尾谷登山口までの林道は実際には車で入れる。しかし、「全車両全面通行止」の看板が出ていて、危険なため車両は進入しないで下さいと書かれているので、徒歩で行くべきです。この林道を歩いても5時間ほどで往復できる短いコースなのですから。

帰路は剣山の見ノ越から北へ国道438号のくねくねした道を通り、貞光の剣山木綿麻(ゆうま)温泉で汗を流した。そして徳島自動車道に入り、大鳴門橋では、渦潮を眺めて、淡路SAで車中泊した。明石海峡大橋がライトアップされていて奇麗だった。明日は雨の予報であり、風が強くなって、雨も降り出した。明日の金剛山はどうなるだろうか?と心配しながら寝むりについた。


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