2013年3月山行記録

7.甲斐駒ヶ岳(撤退)

Time:
◆3月4日(月)/曇り時々晴れ
竹宇駒ヶ岳神社登山口駐車場(770m)915−1205黒戸尾根コル(1605m、昼食)1220−1450五合目(2140m)1455−1600七丈小屋(2380m)泊
◆3月5日(火)/明け方サラサラ雪、風強く、後晴れ時々曇り
七丈小屋605−705八合目手前の尾根(2600m、風強く撤退)−735七丈小屋755−855五合目900−1000刃渡り(2000m)1005−1045黒戸尾根コル1050−1235駐車場
Notes:
冬の甲斐駒ヶ岳は初めてで、常連の山友と一緒に出かける。4日、駐車場に9時頃に着いた。駐車場には車は2台停まっている(左下写真)。
一台は男性二人連れで、我々の着いた時にちょうど出発した。とりあえずトレースはありそうだ。吊橋を渡って、登りから雪道凍っており、山友はアイゼンを着ける。小生は1時間ほど粘ってからの北側やばそうなところでアイゼンを着けた。横手からの道と合う笹ノ平付近でおりてくる7人パーティと出会う。これでトレースは大丈夫と確信する。1605mの黒戸尾根のコルに出たところの祠の前で簡単な昼食を摂る。更に進んで2000mの刃渡りを通過する。景色の良いところで写真を撮る(右下写真)。下の街の方もよく見える場所です。
竹宇駒ヶ岳神社登山口駐車場 刃渡り

刃利天狗を過ぎ、黒戸山を巻いて、五合目の小屋跡に着く。正面に屏風岩への登りが見える(左下写真)。急な雪のクサリ場を腕力で登る。16時ちょうどに七丈小屋に着く。小屋内にはだれもいない。先行の2人は甲斐駒登山ではなかったようです。管理人が2階から降りてきて、受付をして寝具付き素泊まり4500円を払う。
ストーブは終夜ついているので、お湯は常時あり、アルファー米、レトルト食で夕食とする。お供はウイスキーのお湯割り。結局今夜の宿泊客は我々2人のみであり、気兼ねなく過ごせる。
五合目より屏風岩への登り 七丈小屋

5日、大きな崩れではないが、小さな低気圧が出来て夜半に通過するとの予報で、星はキラキラ見えているが、夜半から風が強まる。明け方には雪がちらつき数cm積もる。
予定通り6時に出発するが、風のためトレースはほとんど埋まっている。積雪の急坂を登りつめ1時間ほどで稜線に出る。八合目が手に届くところ、黄蓮谷からの風が吹き上げてきて飛ばされそうになり、前進むつかしくやむなく撤退を決めた。
七丈小屋に戻り、荷物をまとめて下山する。
五合目より甲斐駒ヶ岳を望む

上の写真は五合目まで戻って撮った甲斐駒ヶ岳の写真です。甲斐駒にすでに雲はとれ、天気は良くなったが、風が強いという残念な天気です。

今回は天気に恵まれなかった。もう1日延ばして、5〜6日で来れたら多分登れたのではと思える、今日この頃の暖かい春の良い天気になりました。


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