2013年5月山行記録

12.甲武信ヶ岳(2475m)

Date:2013年5月10日(金)、曇
Time:
西沢渓谷駐車場(1110m)640ー850徳ちゃん新道合流点(1869m)855−1102木賊山(2468.6m)1115−1130甲武信小屋(2360m)−1150甲武信ヶ岳(2475m)1225−1303木賊山1308−1423徳ちゃん新道合流点1428−1515ヌク沢1522−1615駐車場
Notes:
甲武信ヶ岳には1996年9月に登って以来登ってない。その時は信濃川上村毛木平からで、千曲川水源地を経て甲武信ヶ岳から十文字峠へと周回した。今回は甲州側戸渡尾根から登ってみることにした。

甲州側入り口の西沢渓谷駐車場を6時40分に出発した。登りがコースタイムで6時間ほどの距離があり、天気が今日まで良い天気が続いてきたが明日は雨予報であり、早めの出発を心がけた。
徳ちゃん新道入り口から山道に入る(左下写真)。近丸新道という別の道があるが尾根道を選択した。ところどころ急坂があるが歩きやすい道です。
徳ちゃん新道入り口 国師ヶ岳を望む(展望所より)

1869m標高点が徳ちゃん新道合流点で、近丸新道と合流する。高さ的には半分以上登ったことになる。一面シャクナゲ林でもう1ヶ月もして満開になればさぞ美しいことだと思う。雪/氷が出だして少し行った2370m付近にザレ場の岩場があり下の広瀬湖そして国師ヶ岳他の山々が望める展望所がある(右上写真)。
朝方はまだ晴れていたが天気は曇り、道には雪/氷が目立ち連続するようになる。アイゼンを着けてもよかったが、木賊山までがまんした(左下写真)。木賊山は頂上標識がまだ半分以上埋まっていた(右下写真、アイゼン着)
登山道に雪/氷が出てきた 木賊(とくさ)山

木賊山すぐ下のザレ場から目標の甲武信ヶ岳が望める。右に三宝山が続いている(左下写真)。下ったコルに甲武信小屋が立っている。ソーラーパネルも並んでいる(右下写真)。
甲武信ヶ岳を望む、右:三宝山 甲武信小屋

ここから20分ほどの登りで甲武信ヶ岳に着く。12時少し前に着いた。国師ヶ岳から右に金峰山への山々が正面に見える(右下写真)。八ヶ岳も見えているが写真にはならない。南アルプス、富士山もかすかに見えている。
甲武信ヶ岳に到着 左から国師ヶ岳、朝日岳、金峰山

日本百名山甲武信ヶ岳のりっぱな大きな頂上標識があり、ゆっくりと食事をとる。
甲武信ヶ岳(タイマー撮影) 正面から大きな山名標識

甲武信ヶ岳頂上ではだれにも会わなかったが、木賊山ではこれから甲武信ヶ岳に登る二人の単独行者に会った。シャッターを押してもらった(右下写真)。明日の雨予報もあり今日中に下山するとのことだったが、下山は18時をすぎるであろう。雨が降らないことを願ってあげよう。また、下山途中に、単独のテント泊予定者に二名会った。どちらも若かったが、夜中には雨が降ってくるだろうに?と思った。
下山の雪/氷の道 木賊山

徳ちゃん新道合流点からは近丸新道を下った。同じ道でなく違う道を通ろうとの考え。途中、珪石採石場跡があり白い珪石がいたるところに転がっていた。ヌク沢を渡ると軌道跡の道になるが、この道がよくない。レール跡の崩落だけでなく(左下写真)、上からの崩落で道が数ヶ所山砂でふさがっていて、駆け足で渡るところがある。
崩落していく軌道跡のレール 近丸新道(戸渡尾根コース)入り口に下山

右上の近丸新道入り口に16時少し前に下山した。そこから駐車場までは20分で、登り5時間、下り4時間ほどでした。

そういえば国師ヶ岳にまだ登っていなかった。6月に大弛峠まで道が通じたら行ってみよう。


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