2013年8月山行記録

16.鳳凰山(観音岳、2840.4m)

Date:2013年8月9日(金)、晴れ時々曇り
Time:
青木鉱泉(1090m)740ー1020白糸ノ滝(1940m)1030−1140鳳凰小屋(2382m)1155−1240尾根分岐(2695m)1250−1315観音岳(2840.4m)1330−1350薬師岳−1720青木鉱泉下駐車場(1050m)
Notes:
鳳凰山には、1997年4月(5月連休)の残雪時に登っている。その時は御座石温泉から鳳凰小屋泊であったが、北岳など南アルプスはよく見えなかった記憶がある。今回はドンドコ沢から鳳凰小屋の道をたどる。そして、東京朝立ちの日帰りのため地蔵岳は割愛して、観音岳、薬師岳から中道を下り青木鉱泉へ戻るコースとした。

青木鉱泉の駐車場は有料との記述があり、また中道からの下山を考慮して、青木鉱泉手前の橋横の河原に駐車した。1台先に停めてあった。広いよい駐車場所です。7時30分発、青木鉱泉通過は7時40分。鳳凰小屋までコースタイム5時間半の長い道、そして猛暑の中、時々出会う枝沢の水と、滝が憩いを与えてくれる。南精進滝は見ないで通過し、最初に出会った滝が白糸ノ滝、そして、五色ノ滝を経て、鳳凰小屋へ着いた。4時間だった。
青木鉱泉 白糸ノ滝

五色ノ滝 鳳凰小屋

鳳凰小屋から観音岳の近道は急坂道である。残雪時(下り)はかなり苦労した。でもその記憶があるので、最初の取り付き(沢から尾根にハシゴがある)からして惑わずに登れる。
鳳凰小屋遠景

尾根分岐に飛び出すと、正面に北岳が大きく望める(左下写真)。間ノ岳、農鳥岳は雲の中。途中雲の中にいたのに、尾根に飛び出すと晴れで暑い。すぐにサングラスも必要です。少し登った岩峰からは観音岳も望める。やはりわざわざ来たかいがあったと感じます。
北岳を望む 観音岳を望む

北西方向には、仙丈岳、甲斐駒ケ岳、そして地蔵岳のオベリスクが見える(左下写真)。
左:甲斐駒、右:地蔵岳 観音岳二等三角点(2840.4m)

観音岳には一人先客がいた。花崗岩の岩の頂上、三角点を捜して見つけた。二等三角点だが、標柱は露出していて、岩に立てかけてあった(右上写真)。聞くとこの先客も青木鉱泉に下ると言う。山梨在住近場の若者で今朝5時半に青木鉱泉を出て、地蔵岳を経てここまできたという、まだ山ははじめてばかりとの話だった。
観音岳山頂で 薬師岳からの北岳

薬師岳から中道を下る。コースタイム4時間ほどの途中何もない尾根道、若者と前後して下る。3時間半かかり、17時20分に車のところに戻った。

南米から帰国して、だいぶ間が空いた。明日からはお盆の休暇に入り、高速も山も混雑するからと金曜日に出かけた。日帰りでのロングコースを選んだ。帰りの高速は、小仏トンネルで17kmの渋滞であったが、30分程度の遅れかそれほど気にならなかった。いつも渋滞しているので。


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