2014年1月山行記録

2.伊予ヶ岳、富山(とみさん)

Date:2014年1月18日(土)、曇り後晴
Time:
平群天神社(70m)920ー1020伊予ヶ岳(336.6m)1050−1135県道89の谷集落近くの平地(昼食、125m)1200−1210バスで移動1230−1325富山(349.5m)1350−1430伏姫籠窟(40m)1450−1520県道89登山口駐車場
Notes:
今年も植村冒険館の年初の新年山行に参加した。昨年に続き、低山ではあるが、房総のマッターホルンとよばれているという伊予ヶ岳と、「南総里見八犬伝」ゆかりの富山(とみさん)の組み合せです。

午前中一時雪か雨が降るかもしれないという天気予報の通り、房総に入って、バスの中では雪がパラついていたが、平群(へぐり)天神社の登山口に着くころにはそれも終わり、晴れ間がでてきていた。
伊予ヶ岳、平群(へぐり)天神社登山口 富山を望む

登山口から左上写真のように伊予ヶ岳が望める。普通の山道を行き、30分少々で展望台に着く。ここからは右上写真のように午後に登る双耳峰の富山が望める。ここまでがハイキングコースでここから危険と書かれている。岩場がはじまり、鎖、ロープの山道になる。我々のグループは5班に分かれているが40名の大所帯であり、そこに上からの下山者がいて、大渋滞です。通常10分程度のところを倍以上かかり伊予ヶ岳の頂上に着く。
伊予ヶ岳から富山を望む 伊予ヶ岳(336.6m)

頂上は上写真のように露岩であり、眺望は良いが、今日は曇っている。
下山は展望台の下から富山方面と書かれた右手の道に入る。県道に出るすぐ手前の元民家があったという空き地で昼食タイムです。昼食後は県道に待機しているバスで富山の吉井登山口まで行き、また歩きだす。
吉井からの登山道は最初がわかりにくくて戸惑ったですが、ずっと林道歩きで南峰と北峰の間の休憩舎のあるところに出る。さらに北に進むと富山北峰に着く。三角点は右手に少し入ったところにある(右下写真)。頂上広場は広くて休憩にもってこいの場所で、展望台も設けられていて、東京湾の展望が得られる。今日は富士山は見えない。

伊予ヶ岳を望む 富山(349.5m)の三等三角点

下山は西方向、伏姫ノ籠窟の方に下る。左下写真、白壁の山門をくぐり5分ほどで伏姫ノ籠窟に着く。「南総里見八犬伝」のことはよく知らないが、入り口にいわれが書かれている。里美氏の娘、伏姫の死により「仁義礼智忠孝悌信」の8つの玉が八方に散り、それぞれの玉を持って生まれた八犬士が城主、里美氏を守るため苦難にあっても協力して活躍する物語だそうです。その八玉が、伏姫が住んでたと伝えられる籠窟に並んでいる(右下写真)。
伏姫ノ籠窟の入り口、山門 伏姫籠窟の中、仁義礼智忠孝悌信の八玉

帰り道の両側には、スイセンが咲き乱れている。別名、スイセン街道とか?1月〜2月上旬が見ごろだそうです。

帰路、昨年と同じく、「かなや 海辺の湯」に立ち寄り、入浴の後、夕食とビールで盛り上がりました。

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