南米世界遺産めぐり

日程 :2014年3月15日〜3月23日までの9日間

JTB旅物語の「南米世界遺産めぐり」に2人で申し込んだ。参加者は13名で、夫婦が5組、母子1組、単独男性1名でした。巡った世界遺産は、順番に、ナスカの地上絵、古都クスコ、マチュピチュ遺跡、リマ歴史地区、イグアスの滝の5つです。やはり、マチュピチュ遺跡とイグアスの滝が抜きんでて素晴らしかったです。この2つについて簡単に写真で報告します。

18日、マチュピチュ村からバスでマチュピチュ遺跡に登る。標高は、村が2000mで、遺跡が2400mです。3月はまだ雨季で、昨夜も小雨が降っていましたが、この付近は毎日のように雨が降るようです。今日は雨は降っていませんが、正面奥のワイナピチュは雲がかかっています(左下写真)。夏はカラッと晴れると暑いだけでつまらなく、少々幻想的な雰囲気をかもしだしている今の方が良いと現地日本人ガイドは言いますが、確かにほどよい気温でそれほど暑くなく良い感じです。
右下写真のインカの橋までは少しのハイキングです(20〜30分)。断崖に沿った道に丸太の橋がかかり、敵が侵入してきたら丸太を落とす仕組みとのことです。
マチュピチュ全景、正面の小山がワイナピチュインカの橋

全部一通り見終わって、入り口に戻る時には、ワイナピチュにも雲がとれていた。段々畑の部分がよく見える。マチュピチュとは、ケチュア語で「老いた峰」を意味するそうで、ワイナピチュが「若い峰」、マチュピチュ遺跡はこのマチュピチュとワイナピチュの間の細い尾根に造られている。
帰り際のマチュピチュ全景

20日に、リマからブラジル側のイグアス空港に着き、陸路で国境を越えてアルゼンチン側の国立公園内にある高級ホテルのシェラトン・イグアスホテルに宿泊する。滝の見える部屋で、21日朝部屋から滝を見るが、小雨が降っていて、ガスの中で滝の位置くらいしかわからない。8時に集合して滝見物に出かける。ホテルから徒歩でまず近くの回遊路の方に向かう。滝幅4kmあるイグアスの滝のアルゼンチン側の端の部分を横から見ることになる(左下写真)。
アルゼンチン側イグアスの滝、回遊路からアルゼンチン側イグアスの滝、悪魔の喉笛で

トロッコ列車に乗り「悪魔の喉笛駅」で降り、展望橋を1.1km歩くと「悪魔の喉笛」に着く。ここがアルゼンチン側の展望ポイントで、滝を横から見たのが右上写真、正面から見たのが下写真です。写真屋がいて脚立に乗って、滝の正面上から記念写真を撮ってくれる。1枚10ドルで購入した。
アルゼンチン側イグアスの滝、悪魔の喉笛で、正面から

公園内レストランでの昼食の後、ブラジル側にバスで移動する。下車してイグアス川そばまで降りていくと、イグアスの滝の全景が望める(左下写真)。2段になっている。
ブラジル側からイグアスの滝、下からの全景ブラジル側イグアスの滝、滝直下で

遊歩道を進むと、滝の前まで張り出している橋がある。この橋の先端が最も迫力ある眺めが望めるポイントであるが、今日は水量が多く、多量の水しぶきを浴びることになるので、カッパ上下を着て、行って戻ってくるだけにした。そして、そのすぐ先のポイントからは直下から滝の落ちてくるのを眺めるポイントがある。少し水しぶきを浴びながら記念写真を撮った(右上写真)。
そしてエレベータで上へあがると、下写真のブラジル側イグアスの滝の横からの風景が望める。
ブラジル側イグアスの滝、アルゼンチン側を望む

ナスカの地上絵はセスナ機が左、右と急旋回し、見るだけで良い写真は撮れなかった。クスコは昔のインカ帝国の首都だった。古い街並みが残る。リマ歴史地区は、リマ旧市街・セントロに残るカテドラル、サント・ドミンゴ教会、ペルー政庁など。リマは内陸部のマチュピチュとは異なりこの時期まったく雨は降らないと言える、乾燥した場所です。
9日間でコンパクトに世界遺産を見てまわり、しかもゆったりとしていて、リマもシェラトンホテルに連泊しデラックス感があった。イグアスの滝は世界一の滝で、その滝の眺めが素晴らしかった。


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