2014年5月山行記録9.富士山(富士宮口より剣ヶ峰)Date:2014年5月30日(金)、晴、雲あるが陽射し強い | ||||||||||||||||||||||||||
Time: 富士宮五合目駐車場(2380m)715ー800アイゼン着(2650m)810−955八合目(3220m)1005−1135富士宮頂上(3710m)1205−1225剣ヶ峰(3776m、昼食)1300−1315富士宮頂上1330−1405六合目(2490m、アイゼン脱)1410−1425五合目駐車場 | ||||||||||||||||||||||||||
Notes: 7月の海外の山に備えて、馴化目的で2〜3度富士山に登ることを計画している。5月10日はまだ雪面は硬かったが、今回はゆるんでいた。しかし積雪は例年に比べてまだ多く、下山時は六合目までシリセードで滑ってこられた。山頂の気温(13時)が、10日の-8.2℃から今日の6.4℃まで15度もあがった。暖かい無風の登山日和だったが、ツバありの帽子をしていても日焼けがすごかった。 7時15分の出発、六合目小屋を経由しないで、ブル道から2604mの旧小屋跡で夏道に合流する。そこから少し上の2650m地点で夏道に雪が積もっている状態でアイゼン着、雪面に下りる(右下写真)。
相変わらずボーダのグループが目立つが、土日ではないのでそれほどでもない。元七合で、一つ右側の雪渓に移動し、まっすぐに八合目を目指す。八合目からもまっすぐに直上する。後ろに、やまちゃんが来ていることが分かったので、9.5合目で休み、やまちゃんに挨拶する(右下写真)。
前に實川さんがいたが、疲れている感じなので、前に行かせていただき頂上に着いた。奥宮も鳥居も灯篭も相変わらず雪の中、今年の雪の多さがわかる。やまちゃんが、5月4日の千葉の自衛官のボーダ滑落者を救出するために手伝っていた人が滑落した二重遭難事故による神戸の滑落者を28日に発見して警察に知らせた話で、サイトウさん達と話をしているのを聞いていた。やまちゃんは須走り側を見に行くという。私は剣ケ峰へ向かう。
剣ケ峰はだれもいない。30分間だれもいなかった。タイマーで写真を撮る(下写真)。
昼食もゆっくりと摂る。風はなく、太陽がまぶしくて暑すぎる。帰りのシリセード用に今回は不用の半パンをはく試みのため、アイゼン、登山靴までぬいではいてみた(左下写真)。こういう作業をするのは高所馴化にはもってこいです。
今日は剣ケ峰がずっときれいに見えてました(左下写真)。富士宮頂上でやまちゃんが帰ってくるのを待って、下山開始。直下すぐのところからシリセードで滑りはじめ、8.5合付近の滑落者が横たわっていたところも教えてもらって、快調に飛ばし、元七、七合付近で何度も雪渓をかえて、六合目小屋まで滑った。
頂上から六合目まで1200mを35分で降りた。スキーもボーダもこれにはかなわないでしょう。半パンの滑りは問題なかった。しかし、山用スラックスは雪で濡れるので、駐車場で替えることになる。それがいやならやはりカッパ下は着た方が良い。夏場は暑いかもしれないが。どちらにしても、その時の状況を見て、富士宮頂上でじっくりと身づくろいしてからシリセードに入るのが良策です。
次回は、約2週間後の予定です。 |