2014年10月山行記録

19.乾徳山(2031m)、黒金山(2231.6m)

Date:2014年10月30日(木)、晴れ
Time:
乾徳山登山口駐車場(830m)705ー955乾徳山(2031m)1010−1140黒金山(2231.6m、昼食)1205−1240大ダオ1245−1425砂防堰堤1430−1530乾徳山登山口駐車場
Notes:
200名山の乾徳山には、2001年9月に登ったが、その奥にある地味な存在の黒金山に行きそびれた。今回は、その黒金山が目標です。

乾徳山の割と広い登山口駐車場(トイレあり)は平日だから空いているが、到着した7時前にすでに何台か駐車していた。出発前の人もいた。風もない絶好の登山日和となった。
乾徳山の望める国師ヶ原の分岐に着いたのは8時40分頃だった(右下写真)。ちょうど一休みに良い場所です。
乾徳山登山口駐車場 国師ヶ原から乾徳山を望む

そこから少し登れば、振り返れば富士山が望める展望の良いコースで、月見岩、扇平とそれぞれ休憩場所があるが通過して、富士山の写真のみ何枚か撮った。そのうちの1枚が下の写真です。今日は無風の富士山登山日和でもあります。8合目から上は新雪の雪で白い。
富士山を望む

乾徳山の頂上直下は岩場になっていて、最初の岩場がヒゲソリ岩、その上から撮ったのが左下写真です。そして2番目がカミナリ岩、どれも鎖につかまって登るが、最後が鳳(おおとり)岩となる。鳳岩が一番厳しくて腕力がいる。
ヒゲソリ岩の上から富士山を望む カミナリ岩

それを登れば、乾徳山頂だ。360度の展望です。先着者が4人いた。岩場には迂回路があり、自信のない人は迂回路を通れる。
鳳(おおとり)岩 乾徳山頂(2031m)

今日の目標は黒金山であり、先着者のだれも動かないが早々に岩場を北へ下り、尾根道に向う。道は一部不明瞭なところがあるが、迷うことはない。大ダオへの分岐を過ぎると、すぐに黒金山頂に着いた。乾徳山からは1時間30分だった。だれもいないので、ゆっくりと昼食をいただく。
黒金山頂(2231.6m) 苔むした三等三角点

黒金山からの展望は乾徳山の南方向は見えないが、北方向には開けている。正面に国師ヶ岳が見え、その右に甲武信ヶ岳へと続く。更に右に、笠取山、唐松尾山、飛龍山へと続く。南西方向には、南アルプス、中央アと望める。御岳は前山にさえぎられて見えない。
国師ヶ岳を望む 甲武信ヶ岳を望む

大ダオへ尾根道を下る。先ほどと同じく一部に道が不明瞭なところがあるが、迷うことはない。大ダオは笹の原で開けている。昼寝にちょうど良い。富士山、乾徳山が望める。5分昼寝した。風が吹くのを太陽が帳消しにするが、それでも5分がよいところです。沢へ下る。沢道が不明瞭とは、途中で赤テープが見えなくなるとか、渡渉箇所(岩から岩へ飛ぶ)の分かりにくいところとかあり、時間がかかる。黒金山は、前後に一人づついたが、この沢へはだれも来ない。ルートマップは点線になっている。
大ダオ 沢(東奥山窪)の紅葉

朝7時に出発して、戻りが15時半ですから、結構歩きました。富士山より疲れました。でも天気に恵まれ良い登山です。岩あり沢歩きあり。次回は2週間後富士山の予定です。


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