2015年1月山行記録

2.柳沢ノ頭(1671m)、倉掛山(1777m)

Date:2015年1月14日(水)、晴のち曇
Time:
柳沢峠駐車場(1470m)820−850柳沢ノ頭(1671m)900−915ハンゼノ頭(1686m)925−1025板橋峠(1600m)1040−1235倉掛山(1777m)1310−1450板橋峠1500−1630柳沢峠駐車場
Notes:
まだ登ってなかった倉掛山、柳沢峠からはわずか300mの高度差しかなく、柳沢ノ頭からダラダラと登り下りを繰り返して到達する山、夏は余り行く気になれず、雪のあるこの時期に登ることにする。
冬型から移動性に変わり、今日は晴れから曇り、明日は雨の予報になっている風のない1日です。柳沢峠のトイレのある駐車場は一部凍った雪で覆われたいた(左下写真)。峠から30分の登りで柳沢ノ頭に着く。ここは富士山及び南アルプスの展望台である。富士山はまだ雲に覆われず、背景に薄い雲が漂っていた(右下写真)。雲のない富士山の写真が撮れて一安心した。
柳沢峠駐車場 柳沢ノ頭からの富士山

柳沢ノ頭には二等三角点があった。はっきりと二等と読める三角点だった。それでも、帰宅して20万分の1地図で確認する。南アは甲斐駒から、鳳凰三山、荒川、赤石岳と望める。
柳沢ノ頭の標識と南アルプス NTT無線局

ハンゼノ頭を越えた先にNTTの管理する無線局がある(右上写真)。このあたりは三窪高原と呼ばれる観光地風で、トイレや休憩用ベンチがところどころにある。1600m台の小峰を何個かこえて板橋峠に着く(左下写真)。ここは私有地に太陽光パネルがたくさん設置されている。
板橋峠、太陽光パネルが並ぶ 雪の防火帯の道

ここから道は稜線東側の防火帯を行くことになる。雪は時には膝付近まで、10〜20cm程度の雪のところが多い。右上写真のように道はどこだかはっきりとは解らないが迷うことはない。平らになったところが迷いやすい。雪は軟らかくアイゼンは不要です。何個か小ピークを越えて行く。やっと倉掛山と思われる山に遭遇し、雪の急斜面をかけあがる。
倉掛山(1777m) 甲武信ヶ岳を望む

倉掛山は三等三角点があるはずだが、雪の中なのか見えない。左上写真の小さな看板が唯一の頂上標識です。甲武信ヶ岳から雲取山へと北方の山々が見渡せる(右上写真)。昼食後、立てたザックの上にカメラを載せてタイマー撮影を試みる(左下写真)。
倉掛山山頂、タイマー撮影 倉掛山を振り返る

雪道は時間がかかる。板橋峠から倉掛山の往復と、最後の林道も雪が10〜20cm積もり時間がかかり、柳沢峠戻りは4時半になった。
大菩薩嶺を望む 林道から国道411号に下山

倉掛山山頂では、道のない西側からトレースがついていた。笛吹川、白沢から登るのが冬季の主要ルートのようです。白沢峠へ登る夏道に替えて。

今日もだれにも会わなかった。前回の宝永山とあわせて今年は山の中でまだだれにも会ってない。平日は静かな山登りが楽しめる。夏山では味わえない、足に重さを感じる冬山を歩いた充実感がありました。


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