2016年5月山行記録

8.峰床山(970.0m)

Date:2016年5月23日(月)、晴れ
Time:
二ノ谷管理舎登山口(680m)945ー1015フノ坂(850m)−1047峰床山(970.0m)1105−1200八丁平(820m)1225−1305登山口
Notes:
京都・大津に行く用事があり、そのついでに昔登った京都北山・峰床山に登ることにした。堅田から梅ノ木方面行きバスが平日、午後の帰りバスが無くなったためバス利用ができなくなり、レンタカーで行くことにした。そうすると367号敦賀街道の中村から登る必要がなくなり、昔懐かしい芦火荘のあった二ノ谷管理舎登山口から登ることにした。

小出石からの国道477号(と今では呼ばれている昔のハイキング道が舗装され国道になっている)は、大原百井町に入る手前からは細いクネクネした車1台がようやく通れる道になり、百井からは国道からは別れ、細い道を大原大見町、尾越町と通過し、芦火谷川に沿った二ノ谷管理舎で車は通行止めとなる(左下写真)。その右側に古い小屋があり、これが山城高校管理であった山小屋の芦火荘?と思われたが定かではない(建物は違う感じがする。後日ネットで検索すると違っていた。)。何せ50年前の高校生の時に泊まった宿であり、その変わりようは?と疑問がわいた(右下写真)。

二ノ谷管理舎 倉庫、芦火荘?と思った

二ノ谷管理舎からは細い登山道が八丁平、峰床山へと続く。途中2回林道を横切りフノ坂を経て八丁平、オグロ坂峠から久多を経て、若狭へと至る、これが旧鯖街道と呼ばれる小浜から京都へ日本海の魚を運ぶルートであったのだが、それがこの八丁平を通るというのは信じられないくらいである。峰床山へはフノ坂から東南稜を経て達する。
八丁平、峰床山への標識 峰床山の標識

登山口から1時間ほどで着いた。皆子山が京都府最高峰であるが、峰床山はそれより1.5m低い第2番目の山で、立派な二等三角点がある。
峰床山(970.0m) 立派な峰床山二等三角点

昼食の後はクラガリ谷を降りて八丁平へ向かう。高校生の時は梅雨時に来たもので、抜けられない沼地獄の湿地帯に苦労したものだが、快晴の今日はそんなことをまったく感じさせないのどかな雰囲気です。
八丁平、鯖街道 八丁平の様子

八丁平の南端のベンチには一人の同年配の人が横になって本を読んでいた。京都市内は5月なのに30℃を超えるというので、避暑のためバイクで来たそうである。その彼が来たという南側の林道沿いに下山した。下山すると彼のバイクを登山口に見つけた。

ネット検索すると、芦火荘は2013年9月の台風18号の土石流でやられ、半壊で使用不能状況になっていることがわかった。芦火荘の面影はなく、のどかな雰囲気のみです。昔は花背峠から1日歩いて芦火荘に来たものだが、今は車で二ノ谷登山口まで来れる。そして1時間で峰床山に登れるのである。北山も徐々に昔の面影が失われているということでしょう。


トップへ戻る