ベトナム旅行、6日間

2018年3月20日〜25日

クラブツーリズムの「[ハロン湾・フエ・ホイアン・ホーチミン]世界遺産と食を満喫 充実のベトナム6日間」に参加した。参加者は16名、夫婦連れが半数以上で、女性の個人参加が3名、今回の特徴としては80才以上の方が4名もおられたことでした。早朝の集合のため、前日に成田のホテルに前泊し、ゆったりと成田に向かった。ベトナム航空の直行便利用。

20日(火)は、成田発10時、ハノイ着14時00分、定刻通り。時差2時間。

ハノイの観光は、文廟とホーチミン廟の2ケ所、タンロン遺跡は車窓からの観光です。文廟は11世紀に建立された孔子を祀るお寺のような感じであるがベトナムはじめての大学と案内にある。ホーチミン廟はまさしくホーチミンの遺体が安置されている場所、中には入らずに写真撮影のみ。

文廟の孔子像ホーチミン廟

ハロン湾に向かい宿泊。21日はハロン湾クルーズ。天気は曇り/晴れのほどほどの天気。ハロン湾の景色をながめた後で島に上陸し、洞窟の探索、この洞窟は水がないのが特徴です。

ハロン湾ハロン湾のティエンクン洞

船に戻り、船内で海鮮料理の昼食(左下写真)。右下写真は、夕食の麺料理、牛肉のフォーです。ベトナムには麺料理が多い。この日はハロン湾の後は空路、ベトナム中部のフエに飛び宿泊した。

昼食のハノイビールと海鮮料理夕食の麺料理、フォー

22日、フエ観光は、阮(グエン)朝王宮、ティエンムー寺、カイディン(啓定)帝廟の3ヶ所です。フエに首都をおいたベトナム最後の王朝、阮(グエン)朝は1802年がはじまりです。1945年の13代皇帝まで続いた。もちろん世界遺産に指定されています。

阮(グエン)朝王宮の午門阮朝王宮、顕仁門

八角七層の塔で有名なのがティエンムー寺。1601年に天女のお告げにより造られたとされる禅寺とのことです。布袋像があったが、右下写真の下半分はガラスの反射で前面が写っている。

ティエンムー寺ティエンムー寺の布袋像

カイディン帝はグエン朝の第12代皇帝で、1931年の生前に完成、西欧風の建築が特徴で、下に遺体が安置されている。昼食は伝統音楽の演奏をバックにして宮廷料理をいただいた。

カイディン(啓定)帝廟啓成殿、カイディン帝写真

ダナンまでバスで約2時間30分。ダナン大聖堂とハン市場を見学。

ダナン大聖堂ダナンのハン市場

ダナンはリゾート開発が進む商業都市で、日本からも直行便が飛んでおり、格安航空では4万円で往復できると地元ガイドさんの話があった。海岸にはリゾートホテルが並ぶ。安倍首相も会議で来たそうです。
ダナン海岸とリゾートホテルホイアン夜景

ダナンの後はホイアンへ向かう。東南アジア随一の趣のある港町といわれているホイアンにはノスタルジックで風情のある街並みが残されている。ライトアップされちょうちんが並ぶ街並み、川には灯篭が流され、夜景がすばらしい。来遠橋(日本橋)は、1593年に当時ホイアンに住んでいた日本人が建造したと言われていて、町の象徴として旧市街中心部にある。夕方6時頃の黄昏時の街歩きを楽しむ。夕食はこの橋のそばにあるレストランでいただく。ホワイトローズ、揚げワンタン、カウラウなどがメニューに並ぶ。

ホイアン夜景来遠橋(日本橋)夜景

23日は、昼間のホイアンの町、日本橋、華僑の集会場で最大規模の福建会館(福建省出身者の同窓会館)他を見学した。

日本橋福建会館

ミーソン遺跡ミーソン遺跡

午後はバスで1時間半近く走り、山中にあるミーソン遺跡を見学した。チャンパ王国(2〜17世紀に栄えた)の聖地跡で、赤褐色の焼成レンガで建てられた60以上のヒンドゥー様式の祠堂が残されている。見学のあとには伝統的な踊りのショーがあった。

ヒンズー教のリンガミーソン遺跡での踊り

24日は、ダナン空港からホーチミンまで空路飛び、午後はホーチミン(サイゴン)の観光です。統一会堂、サイゴン大教会、中央郵便局などを見学した。統一会堂は、1975年に解放軍が戦車で進入したベトナム戦争終結決定の象徴的な場所として知られている。

統一会堂サイゴン大教会

中央郵便局は19世紀のフランス統治時代に建てられた貴重な建築物で、内部にはホーチミンの写真も飾られ、お土産品も売られている観光スポットとなっている。

中央郵便局中央郵便局内部のホーチミンの写真

市民劇場水上人形劇

見ごたえがあったのが、夕方18時30分から鑑賞した水上人形劇です。農民の生活風景やベトナムの伝説などを面白おかしく全16ストーリーで演じている。水が満たされたステージで、人形たちがくるくると跳ね回る姿が、舞台裏からの遠隔操作なのだろうが、どのように動かしているのかとても気になった。

水上人形劇水上人形劇

25日にホーチミン00時50分発、成田へは、8時00分着。

ベトナムを北部から南部まで一通り駆け足での観光でした。ハノイ、ホーチミンを覗くことも目的の1つですが、中部は、今まで名前も知らない町でしたが、フエ、ダナン、ホイアンそれぞれ特徴があり、特にホイアンの町は今回の最も印象に残った町となりました。
「食を満喫」という触れ込みで、毎回の食事にはメニューの説明があり、美味しく戴きましたが、ここでは写真などほぼ省いています。フォー、ブンチャー、生春巻き、海鮮料理、宮廷料理、カウラウ(汁無し麺)などなど。また、絶品ベトナムスイーツというふれこみでアイスクリームのケムの1つ「シクロ」を「ファニー」というカフェでいただきました。短期間の旅でしたが、特色のある食と観光地を堪能しました。



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