2018年12月山行記録

22.小菅大菩薩道から小金沢山(2014.3m)

Date:2018年12月19日(水)、晴
Time:
日向沢登山口(1025m)755ー930フルコンバ(1650m)940−1027大菩薩峠(1897m)1032−1048熊沢山(1990m)−1100石丸峠(1905m)1105−1215小金沢山(2014.3m)1250−1340狼平(1870m)1345−1435大菩薩峠1440−1508フルコンバ1515−1623日向沢登山口
Notes:
今年最後の山は、やはり富士山の望める山で、大菩薩連峰、まだ未踏の小金沢山。そしてルートはこれも未踏の小菅村からの大菩薩峠道、江戸時代の青梅街道の重要な峠。今は小菅村の先は日向沢登山口まで車が入れる。

日向沢登山口は通常の大菩薩峠登山口の少し先にあり、30分程度短縮できる。左下写真、橋の脇が登山口である。1時間半ほど山道を歩くと、フルコンバという丹波大菩薩道との合流点に着く(右下写真)。この高度から雪が出てくる。名前のいわれは知らないが、ここには昔、小屋があったそうです。写真の反対側に平地がある。
小菅大菩薩道、日向沢登山口 フルコンバ(1650m)

そして50分弱歩くと、大菩薩峠に着く。晴れているが、風が吹いている。左下写真で、大菩薩嶺頂上部は手前の山の奥で見えてない。山小屋、介山荘がある、トイレ、休憩場所も。南アルプス方面は頂上部に雲がかかっている(右下写真)。ここからは富士山はこれから向かう熊沢山に遮られ見えない。
大菩薩峠(1897m) 甲府盆地と南アルプスを望む

南に15分ほど登った熊沢山から、やっと待望の富士山が望める。
熊沢山(1990m)からの富士山

そして、これから向かう小金沢山は富士山のすぐ左に見えている(左下写真)。狼平から振り返ると大菩薩嶺が望める、右下写真で、大菩薩嶺は2コブの奥の方です。
小金沢山を望む(右奥に富士山) 大菩薩嶺を望む

狼平から雪の山道はぎりぎりアイゼンなしで行けたが、その上、迷いそうな、右往左往する山道です。特に下山時、靴の踏み跡を見ていてもわからなくなる。着いた小金沢山は木々が刈られて南面の富士山は見易くなっている。秀麗富嶽十二景の二番山頂だそうです。三角点もわかりやすい所にある。
小金沢山、秀麗富嶽十二景二番山頂の標識 小金沢山(2014.3m)三等三角点

南東方向には雁腹摺山や、三頭山などが望める。
小金沢山からの富士山(手前は三ッ峠山) 雁腹摺山を望む(奥は丹沢)

富士山頂では、風速20〜30m/s吹いているのだろう。雪雲が上に伸びている(右下写真)。
小金沢山での記録写真 荒れ狂う富士山頂

雪道で時間がかかり、下山は16時半近くになった。小菅の湯に寄ったが、17時を過ぎていて、18時までですと言われ、あわてて入浴した。レストランも終了で、青梅街道を1時間ほど走った青梅市内で夕食を摂ったが、この方法も良しと思えた。
道の不確かな雪の山を行くのは、冬山の醍醐味です。


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