2019年1月山行記録

1.奈良倉山(1348.9m)、大マテイ山(1409.2m)

Date:2019年1月8日(火)、晴/曇
Time:
鶴峠(870m)740−845奈良倉山(1348.9m)855ー925松姫峠(1245m)933−1052大マテイ山(1409.2m、昼食)1120−1205鶴寝山(1368m)1210−1225松姫峠1230−1305奈良倉山1320−1407鶴峠
Notes:
昨年12月に登った小金沢山に「秀麗富嶽十二景の二番山頂」の標識があると書いた。調べたところ、「秀麗富嶽十二景」とは、「大月市内にあり、富士山を望む優れた景観がある場所として、大月市が1992年に定めた12の山頂」とあった。一番山頂が雁ヶ腹摺山(旧五百円紙幣で有名だった)で、まだ登ってない山がいくつかあり、今年最初の山は、その中から五番山頂の奈良倉山に登ることにした。
国道139号の松姫峠から登るのが一番近いのだが、新しく松姫トンネルが出来たため、旧道となり閉鎖の可能性があり、その場合は鶴峠から登る予定とした。そして、大マテイ山まで往復する計画とした。帰りには前回あわてて入浴した小菅の湯に立ち寄る計画だ。


8日朝、小菅村からR139に入ったが、松姫峠ルートは閉鎖で鶴峠から登ることになった。今年は雪はまだ降っておらず、軽アイゼンは必要ないし、山道も登りやすい。1時間少しで奈良倉山に着く。富士山の方向に開かれた展望所がある。
やはり、「秀麗富嶽十二景」の名に値する美しい富士山にどーんと対面できた。
富士山の左裾には御正体山、右裾には三ッ峠山が望めるが、拡大した。手前の山稜が、右に向かうと泣坂ノ頭に続く。

奈良倉山からの富士山 am8:50

左下写真が「秀麗富嶽十二景 五番山頂」の標識で、右下写真は立派な二等三角点です。
奈良倉山山頂 奈良倉山(1348.9m)二等三角点

鶴峠からの登りでは、飛龍山から雲取山、七ッ石山、鷹ノ巣山の奥多摩の山々が望めた。左下写真は、そのうち雲取山の拡大した写真です。
雲取山を望む 松姫峠から望む富士山と小金沢連嶺の案内板

30分歩くと、松姫峠に出る。旧R139の道路にはバス停がある。夏場は簡単に富士山を眺められる場所として重宝されているのだろうか?
松姫峠からの富士山の様子は左下写真のようで、手前の山(泣坂ノ頭)に遮られるようになり、山頂部のみしか見えない。やはり奈良倉山まで足を延ばす必要がある。右下写真は小金沢連嶺で、一番左が雁ヶ腹摺山、そして、右へ黒岳、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、一番右が小金沢山へと続く。右上写真の標識には大菩薩嶺が見えるように書かれているが、ここからは見えない。
松姫峠からの富士山 am9:26 小金沢連嶺

松姫峠から1時間20分で大マテイ山に着いた。予定通りここで昼食としたが、展望は期待に反して良くない。富士山も探してほんの少し見えるだけです(右下拡大写真)。
大マテイ山(1409.2m)山頂 大マテイ山からの富士山 am11:02

帰路に、往路パスした鶴寝山に寄った。ここからの富士山は右下写真で、一応見えるが、奈良倉山からの景色には、かなわない。
鶴寝山山頂 鶴寝山からの富士山 am12:05

松姫峠を経由して再度、奈良倉山に立ち寄った。真逆光で写真にはならないが、ゆっくりと休憩して、富士山を堪能した。

小菅の湯には15時前に着き、ゆっくりとバラエティに富んだ9種類のお風呂を楽しみ、早い夕食を食べてから帰路についた。
今日は尾根歩きで、いろんな山から富士山を眺めたが、同じ高度の山でも手前の山により富士山の見え方が変わり、「秀麗富嶽十二景」に選ばれている山の景色の良さをよく理解できた。



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