2019年3月山行記録

5.権現山(1311.9m)

Date:2019年3月27日(水)、晴れ
Time:
不老下の道路通行止(330m)730−棚頭の登山口(430m)800ーゴウド山(887m)910−1013雨降山(1177m)1030−1115権現山(1311.9m)1145−1235浅川峠(870m)−1315仲間川源流(570m)1330−1445不老下
Notes:
前回登った倉岳山の北に大月市の選定した「秀麗富嶽十二景」の六番扇山(1138m)があり、そのすぐ北に権現山があるが、まだ登ってなかった。権現山がなぜ「十二景」に選ばれてないのかと思い地図を良く見ると、山頂が大月市境からわずか150mほど離れて上野原町に属することが分かった。車道はかなり奥まで入っており、扇山と権現山の二山を登る予定で出かけた。

ところが、バスの終点の不老下からすぐのところで道路が通行止めとなっていた。ここから歩くしかないわけで、ルートを変更し、権現山のみの登山とした。車道を歩くと、確かに路肩がかなり崩壊していた。30分ほど歩くと棚頭の村に入り、ここから雨降山に登る道が点線(難路)で書かれており、この入口を探した。右下写真がその印だった。しかし道標は読めず少し先まで行き他に登り口がないことを確認してからこの登路を上がった。
不老下の道路全面通行止 棚頭の登山口

かなりの急坂を高度差500m登ると、稜線に出て林道を横切る。ゴウド山の横を通り、再度舗装された林道を横切り、次に高度差300mを登ると雨降(あふり)山に着いた。10時を過ぎた富士山、手前の山が扇山(1138m)です。
雨降山(1177m)から望む富士山、am10:14

雨降山頂上には電波塔があり、雨降山の標識は登山道の分岐点に書かれていた、三角点のない山です。権現山へはだらだらした稜線の登りで、標高差約150mほど登る。頂上直下には権現山の名前の元になった大勢籠権現神社がある。日本武尊を祀っている。
雨降山の電波塔 権現山直下の大勢籠権現神社

権現山にはちょうど浅川から登ってきた単独行の人がいて、シャッターを押してもらた。立派な二等三角点がある。北に三頭山、雲取山が望める。南には富士山だが、もう写真に納めるには限界に近い感じです。標高300m少しから1000m登ったことになります。
権現山山頂(1311.9m) 権現山の立派な二等三角点

浅川峠まで下り道標を見ると、東には下る道の表示はない。地理院の地図をよく見て、支稜線沿いに古い道を見つけだし下る。赤テープが続くようになり安心だが、道は荒れている。沢に下りたところが左下写真です。この場所には「棚頭の亀石」というものがあった。
仲間川源流の沢に下りる 棚頭の亀石

看板があり、由来、説明が書かれている。大水で流されてきた石で、親亀と子亀と呼ばれていたそうです。観光地にするためか、ここまで車道が来ている。不老下の駐車場所までは舗装道を1時間以上歩かされた。
「棚頭の亀石」の看板 陣谷温泉の檜風呂

帰りのお風呂は、上野原、藤野を抜けて陣馬登山口を上がったあところにある陣谷温泉まで足を延ばした。入浴料1000円は少々高いが、だれもいないので檜風呂を貸切で入れたのは良かった。お風呂以外は日帰り入浴には食事、飲み物も何もないとろろです(宿泊施設は有)。


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