2019年4月山行記録

6.お坊山(1430m)、大鹿山(1236m)

Date:2019年4月5日(金)、晴/曇
Time:
景徳院市営P(710m)800−景徳院810−935大鹿峠(1130m)940ー1030お坊山(1430m)1050−1118大鹿峠1125−1147大鹿山(1430m、昼食)1215−1320景徳院P
Notes:
「秀麗富嶽十二景」の四番は、「滝子山1590m」と「笹子雁ヶ腹摺山1358m」で、どちらも登っているが、その両山の間には、米沢山1357m、お坊山1430m、大鹿山1236m、コンドウ丸1392mとあり、トレースしてない。この中で一番高い「お坊山」からは富士山は見えるはずですが、「大鹿山」からは「お坊山」に遮られて見えないのだろうか?
この両山に登り、下山後に「やまと天目山温泉」に入浴する景徳院からの登山を計画した。

景徳院は武田家終焉の地で、後に徳川家康によって創建された。武田勝頼公の自害したところに生害石(右下写真)があり、天正十年三月と書かれている。隣には夫人の生害石もある。
景徳院本殿 武田勝頼公の生害石

登りはじめると、すぐに後ろに南アルプスが見えてくる(左下写真)。田野の村と送電線の向こうに、右端に甲斐駒ヶ岳、左端に北岳だ。大鹿峠に登る尾根は送電線の通る尾根で、鉄塔がいくつも見られる。尾根中腹の鉄塔で送電線がクロスしている珍しい場所です。尾根のピーク1380mにも鉄塔があり、ここから少し下ったところが大鹿峠です。尾根のピークが大鹿山でなく、三等三角点のある大鹿山は別のところにある。
南アルプスが見える
右から甲斐駒、鳳凰三山、北岳
大鹿峠

大鹿峠からお坊山へは、50分ほどで着く。最後の1400m付近の道は今まさに雪が溶けたという感じで靴が汚れる。ここではじめて富士山が望める。10時半と少し遅くなるが、手前左に三ッ峠山、右に黒岳の御坂山地の向こうにどっしりとした富士山だ。「秀麗富嶽十二景」にその名がないのは、三角点がないためかと想像する。
お坊山(1430m)から望む富士山、am10:30

ここからの南アルプスは全景が望める。
右から、荒川、赤石、聖岳 右から、北岳、間岳、農鳥岳

八ヶ岳に、金峰山も。右下写真のお坊山山頂の写真は、少し傾いた杭の上にカメラを置いたので、傾いて写っている。
八ヶ岳、中央:赤岳 お坊山山頂(1430m)

お坊山北峰の方からは、残雪の残る大菩薩嶺、小金沢連嶺の山々、そしてすぐ東には滝子山が見える。昼食にはまだ早いので、大鹿峠に戻り、三角点のある大鹿山で昼食とした。ここからはやはりお坊山に遮られ富士山は見えない。
左から、大菩薩嶺、小金沢山、黒岳 大鹿山山頂

大鹿山からは曲り沢峠ルートの尾根を1時間少々で景徳院に下山した。
時間が早いこともあり、湯ノ沢峠へ向かう林道を走り、また上日川ダム近くのすずらん荘まで走り、ゲートの閉鎖地点を確認した。4月中旬までと記載があるが、具体的にはいつオープンするのだろうか?

やまと天目山温泉は、強アルカリ性のぬるぬるしたお湯で、お肌がツルツルになる。源泉32℃そのままのお湯は長く入れてなかなか良かった。平日だからだと思う、休日は混むそうです。そして、源泉湯は少し狭い感じがします。


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