2019年10月山行記録

13.富士山(剣ヶ峰、玉山会、今年6回目)

Date:2019年10月5日(土)、晴れ
Time:
富士宮五合目(2380m)715ー945八合目(3220m)950−1050 9.5合目(3550m)1055−1115〜1120富士宮頂上(3710m)1125−1137剣ヶ峰(3776m)1215−1330元祖七合目(3030m)1335−1425五合目駐車場
Notes:
13回目の玉山会は、10月5日に富士山と1年前に決まっていた。心配なのは天気だったが、最高の登山日和に恵まれた。台風から変わった低気圧の通過が早まり、暖かい夏山スタイルで登れる日となった。

御殿場駅前のホテルで兵庫からのSさんをピックアップし、水ヶ塚公園で本日の富士山を撮って、富士宮五合目に着いた。駐車場は上は満杯で、下に駐車した。金沢からのMさんご夫妻は前夜に五合目に着き、夜景と星空を堪能したそうです。静岡/菊川からのHさんご夫妻は、本日は宝永山を目指すことで別行動となる。五合目登山口でいつもの通り記念写真を撮って出発する。
水ヶ塚公園から富士山を望む、am.6:13 五合目登山口

六合目入り口には、いつものように通行禁止の看板が見られる。展望は終始良くて、東南方向には箱根の山々、伊豆半島、伊豆諸島、愛鷹山、南西方向には、富士市から駿河湾、三保の松原が望める。
六合目からの富士山 八合目から三保の松原方面を望む

Sさんは調子が良くないのか遅れはじめ、新七合目から別行動となる。9.5合目で少休止。上には雲が現れている。
9.5合目からの富士山 金沢からのMさんご夫妻、9.5合目で

最後の登りは、Mさん奥さんが元気でトップで富士宮頂上に着いた。4時間だった。Sさんは9.5合目手前でリタイアすることになった。すぐに剣ヶ峰に向かう。剣ヶ峰には大勢の登山者が写真を撮っていた。昼食にする。風は吹いているが建物に遮られ暖かい。
富士宮頂上、浅間大社奥宮 剣ヶ峰で

下山はブル道を使う。振り返れば、剣ヶ峰はレーダドーム跡を中心とした古城のように見える。2時半には五合目駐車場に降りた。
今夜の泊まりの忍野温泉旅館に向かう。
剣ヶ峰を振り返る 忍野温泉旅館

6日(日)は忍野八海を見学する。忍野八海は、富士山世界文化遺産の構成要素の1つです。神秘の湧水として八つの池が登録されている。そのうち、お釜池、銚子池、濁池、鏡池、菖蒲池の6つを見て回った。湧池は、八海一の湧水量と景観を誇る池と案内に書かれている。深い所から水が湧き出ている。
忍野にも浅間神社がある(右下写真)。木花咲耶姫像を含む三体の神社三神像の説明板があった。
忍野八海、湧池(わく池) 忍野八海、浅間神社

この後、「道の駅富士吉田」に隣接している「富士山レーダドーム館」に立ち寄った。ちょうど「世界最大のレーダ建設〜富士山頂9,000人のドラマ」を上映するところで約50分の映画を見たが、なかなか見ごたえがあった。ブル道を作らねばならなかった状況、ヘリでのドーム輸送の緊迫したドラマを堪能した。レーダドームは1999年11月に役割を終え、2001年9月にここに移設され、現在公開されている。
国道を隔てた向かい側に「ふじさんミュージアム」があり、ここにも立ち寄った。「木花開耶姫像」が展示されている(漢字表記は種々あり)。「富士山の御祭神」で、サクラの花が咲くように美しい女性という意味があり、また火防や安産といった現生利益の神として信仰されるようになった。「浅間大神=木花咲耶姫」が一般的です。
富士山レーダドーム館 ふじさんミュージアム、
木花開耶姫(このはなさくやひめ)

玉山会は13年続き、富士山登頂は84回になりました。


トップへ戻る