2020年5月山行記録

5.古礼山(2112m)、水晶山(2158m)

Date:2020年5月7日(木)、晴
Time:
作場平(1310m)705ー815笠取小屋(1760m)820−840雁峠(1780m)845−922燕山(2004m)930−1012古礼山(2112.3m)1025−1053水晶山(2158m)1120−1150古礼山1200−1315雁峠1320−1332分水嶺1342−1352笠取小屋1400−1500作場平
Notes:
外出自粛は延長され、1ヶ月半以上山に行けてないので、都市近郊の1〜2時間の散歩では消化不良で、近場のお山に散歩に出かけることにした。奥多摩から奥に入った奥秩父にまだ登っていない山があった。平日のここは三密とは無縁です。

作場平の駐車場はまだ閉鎖されていたが、一部に車を駐車するスペースがあった。同じ考えの人が一人いた。その人は笠取山へ行くという、私は、古礼山と水晶山、笠取小屋で右と左に別れる。
7時すぎと早出できた。笠取小屋から分水嶺のある稜線に出ると少し風が吹いて寒い。古礼山他の山々が見える(右下写真)。左端が水晶山、右端が燕山で中央左が古礼山と下山時に確認できた。雁峠(雁峠山荘は使用不能/禁止)は見晴らしの良いところだが、富士山の展望を求めて先に進む。
笠取小屋 古礼山(中央左)を望む

雁峠から10分も登ると美しい富士山が木々の間から見えだす。残雪はまだ十分にある。
燕山へ登る途中からの富士山、am;8:54

燕山で2000mを越す。感じの良い山頂です。南アルプスの白い連なりがまぶしく輝く。その中から、右下写真は白根三山です。
燕山(つばくらやま、2004m) 白根三山(農鳥岳、間ノ岳、北岳)

富士山を時々木々の間に眺めながら登ると古礼山に着く。二等三角点の山です。
古礼山山頂(これいさん、2112m) 古礼山二等三角点と富士山

古礼山からの富士山、富士山直近の山は御坂山地で、その中で一番高いコブが一等三角点の黒岳(1793m)です。3時間ほどで着いた、昼食にはまだ早い。先に進む。
古礼山からの富士山、am;10:14

30分ほどで水晶山に着く。三角点を探すが見つからない。ここからは木々に囲まれ富士山は見えないが、山頂直下で、甲武信岳(2475m)、三宝山(2483m)が見える、三宝山が一等三角点の山です。11時前と少し早いが、ベンチでいつもの昼食をいただく。
水晶山(2158m) 甲武信岳、三宝山(右奥)を望む

帰路は古礼山は北東側の巻き道を行く予定だったが、もう一度古礼山に立ち寄り、富士山を眺める。目立たないが見晴しの良い山です。ちょうど正午に古礼山を後にした。ここも頂上直下に見晴らしの良いベンチのある展望所がある。ここからは南アルプスが一望できた。手前の黒い山が黒鉄山(2232m)、そのバックが間ノ岳の白根三山で、右に離れて仙丈ヶ岳(3033m)、白根三山の左には塩見岳を経て、荒川、赤石、聖岳へと続いている。
南アルプスを一望、at古礼山直下の展望所、pm12:06

雁峠を経て「小さな分水嶺」で休憩した(左下写真)。ここは、荒川、富士川、多摩川の3つの河川の分水嶺となっている。それが標石で示されている。作場平には15時に戻った。
帰りの林道からは、唐松尾山から飛龍山に続く奥秩父の山々が望めた(右下写真)。
分水嶺からの笠取山 飛龍山を望む

古礼山は見逃していたが、遮るものもなく雄大な富士山の望める(また南ア、甲武信なども望める)素晴らしい山でした。さすが二等三角点という感じです。ところが、山梨百名山というのがあるが、古礼山はそれに選定されていない、不思議で、納得いかない気持ちです。


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