2020年6月山行記録8.曲岳、黒富士、升形山、太刀岡山Date:2020年6月17日(水)、晴/曇 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Time: 黒富士登山口P(1462m)745ー830曲岳(1480m)840−940黒富士(1633m)955−1025升形山(1650m)1030−1045沢で昼食1110−1115黒富士登山口P 太刀岡山登山口P(860m)1155−1230ハサミ岩上1235−1305太刀岡山(1295m)1330−1425太刀岡山登山口P | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Notes: 今回は、奥秩父の主稜線から少しはずれ、高度も少し低くて1600m台の山梨百名山に選ばれている曲岳、黒富士、太刀岡山の3山(+1山)にハイキングに出かけた。 甲府昭和ICから北に向かい観音峠から林道を更に進み、黒富士登山道入口という道標のある所に車を駐車する(左下写真)。駐車場は道路から脇に入った草地に4〜5台駐車できる。
小さな流れのある沢沿いを歩いて10分ほどで八丁峠に着く。まずは曲岳に向かう。峠から30分ほどで曲岳に着く。ヤマツツジがまだ少し咲いている。曲岳には三等三角点と山梨百名山の標柱がある。少し南に下がった展望台から待望の富士山が望める(右下写真)。
上の写真だけではわからないが、全景写真は下で、甲府盆地の向こうに雲の中に浮かんでいる。
八丁峠に戻り、そのまま東に向かうと黒富士に着く。どちらも1600m台の山だが、こちらには三角点はなく山梨百名山の標柱のみある(左下写真)。ここも南に少し下がった展望台から富士山も同様に見えるが、南アルプスがまず目立つ。
鳳凰三山の向こうに白い間ノ岳が目立ち、北岳は観音岳の後ろに頭の先が少しだけ見えている。
北の展望所からは、みずかき山、金峰山他の奥秩父の山々が望める。
黒富士から戻り、升形山に向かう。途中でさきほど登った黒富士が見えてくる(左下写真)。緑に覆われた山が富士山の形をしていて(もう少し違う方向、黒富士峠から望んだとき)、本物の富士山の横に、この山が黒い相似形で並ぶことがその由来とか。その時は今は右上に見えている本物の富士が左横のほぼ同じ高さに見えるとか。 升形山は升の形をした山がその由来であろう。頂上は升形の岩でできている。狭い山頂には三角点もなく、山梨百名山でもなく、破損した木製の山の標識のみがある(右下写真)。
山頂からは八ヶ岳が今日はきれいに見えている。午前の部はこれで終了で、少し早いが駐車場に帰り着く少し手前の小さな流れの沢のところで昼食にした(右下写真)。
午後は車で移動して、太刀岡山駐車場に車を停めて、まずは対面にハサミ岩を望む(左下写真)。鋏のように二本の指が尖っていることが由来であろう。ロッククライミングの場所です。登りだして30分弱のところに大きなハングした岩があった(右下写真)。かなり難しそうな岩、ハーケンが多数打ってあった。
ハサミ岩の上を通過して更に登ると、太刀岡山に着く。ここは三等三角点に、山梨百名山の標柱もあった(左下写真)。対面には、深田久弥終焉の地である茅ヶ岳に、金ヶ岳が望める(右下写真)。
下山時、ハサミ岩上の登山道から岩の上に移動して、下を覗いてみた。 それほど高くない山で、林道が山頂近くまで来ている。平日はだれも来ないし、国土地理院地図の拡大コピー図を眺めながら、地図遊びにはもってこいの山です。 帰りには、神明温泉志麻の湯に立ち寄った。マスク着用程度でそれ以上の制約はあまりなく入浴ができた。他の温泉も徐々に制約がなくなっていくことを期待しています。 |