2020年10月山行記録

16.入笠山(1955m)

Date:2020年10月21日(水)、晴/曇
Time:
沢入駐車場登山口(1450m)825ー925入笠湿原(1740m)935−1010入笠山(1955m)1022−1053大阿原湿原周回(1820m、昼食)1145−1217入笠山1245−1300御所平(1790m)1305−1357沢入P
Notes:
好天の予報になったので、展望を求めて入笠山に向かう。

中央高速甲府付近から見える北岳は雲に隠れて見えなかったので、ちょっとダメかなと思っていたら甲斐駒が見えてきたので、八ヶ岳PAで停まって写真を撮った。甲斐駒はこの付近どこからでも望めるが北岳が稜線越にはっきりと望めた(下写真)。
甲斐駒ヶ岳(八ヶ岳PAから)am7:40 北岳(八ヶ岳PAから)am7:39

沢入駐車場に着いたときは曇っていた。先行車は3台だが、駐車場の管理人がいた。マイカー規制で一般車はここまでだが、業務用の車は入笠湿原まで入っているので、許可車の確認を行っていると思う。
沢入駐車場 入笠湿原の案内板

森林帯を1時間歩くと入笠湿原に着く。ここにはスキー場からゴンドラが運行されているので、そちらから入ってくる登山者が多い。南アルプス方面の山々は雲の中だが、やっと入笠山が見えてきた(右下写真)。
入笠湿原 入笠湿原から望む入笠山

入笠湿原からの平坦な林道脇の登山道を歩いて、御所平登山口から登りとなり20分ほどで入笠山山頂に着いた。南アルプス方面の展望が良くないが、中央から北アルプス方向の展望は良い。
入笠山山頂(1955m)二等三角点 中央ア拡大、右;木曽駒ヶ岳、左:宝剣岳

中央アルプスがはっきりと木曽駒ヶ岳から恵那山まで見えている。
中央アルプスを望む、右端:木曽駒ヶ岳、am10:15

大阿原湿原に向けて南へ下る。車道横の登山道で湿原に入り、周回する。太陽が照っているので、気持ちが良い。ゆっくりと昼食タイム。
大阿原湿原 大阿原湿原の紅葉

12時過ぎに入笠山に戻って来ると、まず人が多いのに驚く。富士山を一番に確認する。ちゃんと見えている。今日は本来なら富士山に登っている日です。風もない絶好の登山日和です。
入笠山、再登頂 富士山を望む

午後に天気がこんなに良くなると思ってなかった。南アルプスが素晴らしい。まずは甲斐駒とその右に鋸岳のライン。鋸岳の後ろに北岳が隠れている。
南アルプスを望む、中央左:甲斐駒ケ岳、右:鋸岳、am12:22

その右に間ノ岳を経て、仙丈ヶ岳へと続く。仙丈のカール地形の氷河風積雪が目につく。
南アルプスを望む、左:間ノ岳、右:仙丈ヶ岳、am12:22

下り15分で御所平のマナスル山荘の前に出た。ここにもトイレはある。名残おしい気持ちで、下山道の紅葉を眺めながら下る。
御所平登山口のマナスル山荘 下山道の赤と黄色の紅葉

温泉は道の駅でもあるスパティオ小淵沢に浸かった。10日間ほど温泉メンテでお休みだったのが、今日から再開だ。ここは仕事がらみで知ってて、一度立寄ろうと思ってた場所です。

入笠山ははじめて登ったのですが、歩く距離が短いのと、上まで車道が走り観光地化されているので、後回しになった。しかし、展望の良さは随一でした。午前の雲でダメかなと思ったのが、午後に良くなることもあるのだと再認識しました。クラブツーリズムなどの団体ツアーも登ってました。ちょうど昼食タイムに頂上に着き、さぞ弁当が美味かったことでしょう。
高速は、談合坂から小仏トンネルと高井戸出口で渋滞した。平日に渋滞?とは思ったが、後から考えると事故があったようです。それでも、天気が良いと平日でもこんなに混む日があるのだと、コロナ禍の中で一安心でした。



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