2021年1月山行記録

1.蛭ヶ岳(1673m)

Date:2021年1月8日(金)、晴/曇
Time:
上青根先林道通行止P(500m)755ー805登山口(林道と八丁坂ノ頭方向との分岐)(600m)810−1000八丁坂ノ頭(1340m)1005−1030姫次(1420m)1035−1210蛭ヶ岳(1673m)1235−1403姫次1410−1600通行止P
Notes:
今年最初の山は、丹沢/神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳と決めて7日に予定していたが、低気圧発生し前線通過で風強まる予報で8日に延期した。くしくも緊急事態宣言発令の日となったが、昨年4〜5月とは異なり、午後8時以降の不要不急の外出の自粛要請にとどまった。

相模湖ICから県道を走り、上青根先の林道ゲート横の駐車場に着いた。途中高速からは雲なしの富士山が望めた。
8時前に出発し、林道を10分ほど歩き、左下写真の道標のところから登山道に入る。
登山口(林道と八丁坂ノ頭方向との分岐) 東海自然歩道最高標高地点,1433m

2時間近い登りで八丁坂ノ頭に着き、稜線をたどると、右上写真の東海自然歩道最高標高地点,1433mの標識が目に入る。そのすぐ先が姫次で富士山の展望スポットで期待したが、残念ながら山頂部は雲に覆われていた。10時30分だから少し遅いということです。
姫次からの富士山(10:33)

姫次は広く開けた休憩場所で、南方向にはこれから向かう蛭ヶ岳が望める。
姫次の休憩場所 姫次から望む蛭ヶ岳

蛭ヶ岳まではだらだらとした上り下りを繰り返す稜線歩きで、丹沢西部の山々が望め、特に大室山が目立つ(左下写真)。蛭ヶ岳直下は階段が整備されている。少し雪が降った跡があるが、登山道にはほとんど雪はない。
大室山(1588m)を望む,左奥:御正体山 蛭ヶ岳直下の階段

姫次から1時間半ほどで蛭ヶ岳に到着した。丹沢の最高峰だけあって、展望は素晴らしい。右下写真は南方向、相模湾を望み、小田原、真鶴岬から伊豆半島まで見えている。
蛭ヶ岳山頂(1673m) 小田原、相模湾を望む、遠景:伊豆半島

南東方向は丹沢主脈の丹沢山へと連なる(左下写真)。頂上には蛭ヶ岳山荘があるが、営業しているのかはわからなかった。今日は結局登山者にはだれも会わなかった。東に目を向ければ、横浜の高層ビルから東京湾も見えている。
丹沢山(1567m)を望む 蛭ヶ岳山荘

今日は寒い日で、気温は−5℃を下回っている。昼食を食べながら、富士山から雲が消える瞬間をと期待したが、結局それは無理で相変わらず雲に一部隠れた富士山を最後に撮って蛭ヶ岳を後にした。
蛭ヶ岳から望む富士山(12:30)、右手前の山は檜洞丸(1601m)

丹沢山は百名山に選ばれているが、丹沢山(1567m、上に写真あり)は別の山です。深田久弥は、「丹沢山」で「最高峰は蛭ヶ岳で」「丹沢山を取りあげたのは、個々の峰ではなく、全体としての立派さからである。」と書いている。そして丹沢山(1673m)と記してしている。1673mは「蛭ヶ岳」の標高です。よって、「蛭ヶ岳」と「丹沢山」の両者を百名山と考えたいです。過去、「蛭ヶ岳」には2000年11月に、「丹沢山」には1974年6月と2011年1月に登っている。

下山後は、青根緑の休暇村「いやしの湯」に浸かった。今般の状況で空いていた。36.8℃の源泉風呂もあり、長く浸かれ疲労回復になった。緊急事態宣言のため、明日から1ヶ月間休業になるとの話だった。


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