2021年4月山行記録

8.富士山御殿場ルート(2200m)

Date:2021年4月16日(金)、曇→雪/雨
Time:
太郎坊洞門P(1280m)640ー725大石茶屋(1520m)730−840次郎坊(1930m)845−920旧2.8合(2100m)925−945降雪撤退(2200m)950−1005次郎坊1010−1040大石茶屋(昼食)1105−1140太郎坊洞門P
Notes:
御殿場ルートからの宝永山登頂を目指して、16日(金)、全般的に天気予報は曇りだが、富士山五合目天気予報は午前中晴れ間あり午後曇り、A:風はなく、登山に適している、で出かけることにした。

太郎坊洞門の駐車スペースには車は1台もなかった。平日だし、晴天予報でないので、富士山頂までは難しいからだなと思った。どんよりとした曇り空である。大石茶屋から上を見ても曇り空は変わらず、とりあえず晴れ間が出ることを期待して前進する。
太郎坊洞門の駐車スペース 大石茶屋から上を望む

溶岩の砂礫混じりの御殿場ルート、大石茶屋から50分ほど登ったところで、一瞬富士山が見えた。次郎坊、大砂走りも雪がなく、宝永山までならほとんどアイゼンが要らないほど雪が少ないことが分かった。七合目から上は真っ白である。写真では御殿場ルートの誘導用標柱が一列に並ぶ様子が写っている。
富士山頂が一瞬見えた(8:18)、誘導用標柱が一列に並ぶ

しかし、これはほんの一瞬だった。次郎坊、旧2.8合から大砂走り直登で標柱沿いを登っていたが、急に雪が降り出した。9時45分、2200mで撤退である。かなり大粒の雪で下山を急ぐ。途中から雨具下も着用する。
雪が降り出す(2200m) 下山の御殿場ルートが白くなる

大石茶屋で昼食にする。雪は雨に変わった。大石茶屋の1500m付近が雪/雨の境界のようだ。太郎坊洞門手前に英国旅客機遭難者の慰霊碑がある。1966年3月にボーイング707型機が富士山上空で乱気流に巻き込まれ空中分解して墜落した。乗務員を含む124名全員が死亡した航空機事故である。富士山周辺/上空は恐ろしい風の吹く場所です。
雪で白くなった大石茶屋付近 太郎坊の英国旅客機遭難者慰霊碑

次回は、晴天の日に登ろう。


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