2021年4月記録

7.神津島・天上山と伊豆大島・三原山トレッキング

Date:2021年4月2日(金)〜5日(月)
Notes:
叶シ遊旅行の「花咲く神津島・天上山と伊豆大島・三原山トレッキング」に参加した。参加者は7名、男性3名、女性4名、添乗員:堤智顯さん。

2日午後10時竹芝桟橋出港し、3日の朝10時に神津島港に着く。途中、横浜、大島、利島、新島、式根島に寄港した。港の桟橋からはこれから登る天上山が見えている。今日は天気が良さそうだ。すぐに迎えの車で黒島登山口に向かう。
神津島港桟橋より天上山を望む 天上山黒島登山口

登山口10時50分頃の出発で、急な道で一合目から十合目までの標識があり、頂上台地の十合目に12時頃に着き、昼食はその少し先にある千代池で摂る。水と見えたのは実は草で、水ではなかった(左下写真)。昼食後はまず裏砂漠、白い砂漠のような風景が広がっている。5月に咲くオオシマツツツジが見ものとのこと。
千代池で昼食 裏砂漠

裏砂漠の先端が裏砂漠展望地で、海を隔てて三宅島、御蔵島が見えるそうだが、今日は霞んでいて見えない。手前の祇苗島が見えている。
裏砂漠展望地より三宅島方向を望む 裏砂漠展望地の説明板

新東京百景展望地、不動池、龍神様、天空の丘と回って、最後に天上山山頂に15時過ぎに着く。572m、三等三角点がある。周囲には噴火口や噴火によってできたいくつもの小さなピークが連なっている。表砂漠を経由して、十合目から登山口に下山した、16時半。ホテル神津館に戻ってから、神津島温泉保養センターで露天風呂に入った。海岸に面した岩場を利用した温泉で、温泉の塩分濃度は海水と同じとか、海を見ながら疲れを癒した。
天上山山頂(572m) 天上山の三等三角点


4日午前中は村内めぐりで、流人墓地、郷土資料館、物忌奈命神社などを見て回った。神津島の黒曜石は質が高くその埋蔵量は日本一だと言われています、と書かれている。
神津島村、流人墓地 郷土資料館の黒曜石

お土産には、昨晩飲んでおいしかった焼酎、盛若、を買って港に向かう。ちょうど我々の乗る大型客船が入ってくる。神津島港10時30分発、伊豆大島14時10分着。まっすぐにホテルに向かい、大島温泉ホテルの温泉でゆっくりと寛ぐ。天気は曇りで三原山は見えない。今晩から前線が通過し、雨、風が強まる予報で、明日の登山までに通過することを期待する。
物忌奈命神社 神津島港に大型客船が入ってくる

5日朝、おおむね前線は通過したようで、ホテルから三原山、伊豆半島が一時見えた。
大島温泉ホテルより三原山を望む 伊豆半島・天城山が見えている

しかしながら、登山口に向かう9時頃には、また小雨が降り出し周囲は見えなくなった。小雨の中、ガイドさんの火山噴火、溶岩などの話を聞きながら、噴火口の一角、三原神社のある三原山山頂とガイドマップなどに書かれているところに着く(右下写真)。
三原山登山口 三原神社のある三原山頂680m


周囲がよく見えない風の強まる中、お鉢巡りで、中央火口の説明板のある展望台(何も見えないが)を経て、剣ガ峰749mに着く。ここもガイドさんがここというだけで何も標識はない、とりあえず写真だけを撮る、11時(右下写真)。裏砂漠下山口から雨が強まる中、ホテルに戻った。
三原山山頂中央火口の説明板 三原山剣ガ峰749m、標識なし

15時30分発のジェット船は14時発に変更になったため、我々もあわただしく着替えなどして、港に向かった。16時には竹芝桟橋に戻った。寒い一日だった。


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