2021年10月山行記録

23.南木曽岳(1677m)(玉山会)、妻籠宿

Date:2021年10月16日(土)、晴/曇
Time:
山麓避難小屋前駐車場(970m)735−815分岐(1160m)820−950南木曽岳(1677m)1005−1015展望台(1650m)1038−1058摩利支天(1670m)1130−1240分岐1245−1335駐車場
Notes:
16日は、15回目の玉山会で南木曽岳に登る。待ち合わせの避難小屋前の駐車場に早めに着けた。

8時出発予定にしていたが、7時半過ぎに出発できた。今日は午後から雨予報のため早めの出発を心掛けた。天気は意外と良くて晴れていて、コース途中から南木曽岳が望めた(右下写真)。
登山口の駐車場 南木曽岳が望める

この山は「木曽檜」の産地で、登山道は「高野槇(コウヤマキ)林」の中を行く(左下写真)。ひのき、さわら、あすなろ、ねずこ、こうやまきの五木をもって「木曽五木」と呼ばれている。ハシゴの多い急坂を登り、2時間少々で南木曽岳に着く。二等三角点の山です。
高野槇(コウヤマキ)林 南木曽岳(1677m)山頂

稜線を少し歩くと南木曽岳避難小屋があり、その先が展望台になっている。北面の展望が良いが、槍・穂高などは雲の中にあり、それに対して中央アルプス方面は山の識別ができた。木曽駒の頭は雲の中であるが、同定できた(下写真)。
中央ア(木曽駒:中央右,頭は雲の中) 中央アルプス(南駒:中央)

一たん少し下って、登り返すと摩利支天に着く。ここで昼食にする。摩利支天からは南面の展望が良い。下りはクサリとハシゴの連続の急坂で、この山は時計まわりの一方通行と書かれていて、ここは下り一方であるが、登ってくる人も少しいる。13時半すぎに駐車場に戻った。今日の宿は妻籠宿の老舗旅館「藤乙」。手作りの和食が美味しかった。旅館部門6年連続全国第2位とか。

17日は妻籠宿(重要伝統的建造物群保存地区)の観光です。馬籠宿同様に街道の上から下の要所部を歩く。上の方で、高札場、水車小屋、口留番所跡、鯉岩、熊谷家住宅を見て回った。前夜から雨が降りだし、水車小屋の写真は傘をさしているが、この後、雨は止んだ。
妻籠宿、旅館藤乙前で 妻籠宿、高札場と水車小屋

中央部に「南木曽町博物館」があり、これは、妻籠宿本陣、脇本陣奥谷、歴史資料館の三館によって構成されている。時間があったので、ゆっくりと見学した。下ったところには、旅籠松代屋(右下写真)、下嵯峨屋などが並んでいる街道です。松代屋は映画「座頭市」のロケ地とか。「寺下の町並み」は日本で最初に宿場保存事業が行われた地域で、江戸情緒が漂う町並み散策ができます。
妻籠宿、本陣 妻籠宿、旅籠松代屋前

11時半頃に妻籠宿を出発し、中津川駅に立ち寄ったあと、中津川ICから中央高速に入った。日曜日の高速はいつものように事故渋滞と通常渋滞があり、自宅戻り18時半頃でした。

15回目の玉山会、前座の奥三界岳を含めて、天気に恵まれ、登山と中山道の宿場町、馬籠、妻籠の観光、それと山城ナンバーワン苗木城の充実した4日間でした。


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