2022年4月山行記録

9.八王子城跡と富士見台、杉沢ノ頭

Date:2022年4月25日(月)、晴
Time:
八王子城跡入口(240m)700−733八王子神社ー736本丸跡(460m)−812天守閣跡−830富士見台(556m)837−841杉沢ノ頭(548m)845−850富士見台900−937八王子神社945−1007八王子城跡入口
Notes:
八王子城跡は以前から気になっていた。日本百名城に選ばれているのは東京都では江戸城と八王子城の2つだそうで、今回は八王子城跡とそこから1時間ほどで行ける富士見台からどのように富士山が望めるかを確認したかった。

八王子城跡ガイダンス施設手前にある臨時駐車場に車をとめた(早朝のため)。7時少し前に駐車場を出発し、城跡入口の管理棟のところが7時の出発。金子曲輪ををすぎて30分少々で八王子神社に到着した。城の守護神とした八王子権現が祀られている。
八王子城跡入口八王子神社

その裏山が本丸跡です。松木曲輪は開けていて八王子方面の見晴らしが良い。
八王子城の本丸跡(460m)松木曲輪

ここから1時間弱の山道で富士見台で、その中間あたりに天守閣跡の碑があった。9時に富士見台の分岐に着く。富士山が樹々の合間からほんの少しだけ望めた。先に5分ほどで行ける杉沢ノ頭の三角点を確認する。本日の三角点のある山はここだけです。木杭の標識に黒のインクで山名が後から書かれているだけです。
天守閣跡杉沢ノ頭(548m)三等三角点

富士見台の分岐に戻って少し先の小高いところに行くと、富士山の全貌が望めた。真っ白の残雪豊富な雲なしの富士山です。ここに来て「富士見台」を納得できた。手前の山は御正体山と思われる。
富士見台(556m)からの富士山

同ルートで城跡入口に下山し、そして、御主殿(ごしゅでん)跡に向かう。発掘調査により、大手門跡、石垣跡、建物跡、庭園跡などが見つかった。簡単な木橋は立派な曳橋に建て替えられている。
曳橋と御主殿跡の石垣御主殿入口の冠木(かぶき)門

すぐ脇の城山川に御主殿の滝があり、落城時に武士や婦女子が自刃した様子が語られている。帰路、ガイダンス施設にも立ち寄った。それでも午前中に駐車場を後にできた。
御主殿(ごしゅでん)跡御主殿の滝

車利用で半日で効率的に八王子城跡と富士山の展望が得られた。富士見台からの富士山は素晴らしかった。富士山まで約55km、練馬区からは約90kmほどあり、大きく見えるのは距離の性(50kmほどに近寄らないとダメ)ということを改めて当たり前のことながら再認識した。雲取山からもほぼ同じ距離でした。


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