2022年5月山行記録

10.御巣鷹の尾根から高天原山(1979m)

Date:2022年5月2日(月)、晴→曇
Time:
御巣鷹の尾根登山口(1350m)835ー915昇魂の碑(1560m)920−1015稜線の分岐(1880m)1020−1105高天原山(1979m)1115−1205稜線の分岐1235−1325昇魂の碑1330−1352登山口
Notes:
1985年8月12日の日航123便墜落事故については本を読んで、一度はその現場を慰霊を兼ねて見ておきたいと思っていた。登山口までの道路が昨今の豪雨のため崩壊し、補修/道路改修工事が行われており、今年の5月連休は4/29から5/5までAM8時からPM5時まで通行可能である。連休の谷間、2日を狙って行くことにした。天気は晴れ後曇りところによりにわか雨予報。8時の開門にあわせて、少し前にゲートに着いた。警察の車、管理人の車先導で登山口まで入る。

開門と同時に入ったのは3台と少なかった。駐車場も半分が改修中で5〜6台のスペース(少し下に広い駐車場がある)。登山口に入場者のカウンターがあり、昨日まで22名とやはり少ないと感じた。管理人さんとおしゃべりしながら管理人小屋のあるところまで行き、先にスゲノ沢(後部胴体があり生存者4名がいたところ)を奥まで行くことにした。墓標がいたるところにあり、名前を知っている人も数多くあった。
御巣鷹の尾根登山口駐車場スゲノ沢の墓標(下山時撮影)

37年もたち、もうどこがその場所だったのかの様子はわからないが、本にある当時の飛行機の残骸位置図を参考にしながら想像する。トラバースして尾根に出たところは御巣鷹の尾根昇魂の碑のある場所より上で、少し下って昇魂の碑のある左主翼のあった、ヘリポートになった位置に出た。そして、観音像、慰霊碑(520名の名前の刻まれている)など見学してから、尾根を登る。道は良くないが、赤テープが数多くあり迷うことはない。稜線に出た所が昇魂の碑分岐である。
御巣鷹の尾根、昇魂の碑昇魂の碑分岐(稜線の分岐)

南に向かい高天原(たかまがはら)山を目指す。道は踏み跡程度で、赤テープは少ない。昭文社地図の点線の難路である。支尾根を確認しながら高天原山に着いた。小さな山名標識しかない。高天原(蟻ヶ峰)と書かれている。三角点は三等かと思っていたが、二等三角点と刻まれている。
高天原山(蟻ヶ峰、1979m)高天原山、二等三角点

残雪の八ヶ岳、そして金峰山も望める。雲が出てきている。寒気が入っているのか、風があり寒さを感じる。
八ヶ岳を望む金峰山を望む

分岐に戻るところで、赤テープを見失い、少し迷って時間が余分にかかった。こういう場所では国土地理院地図が必要です。分岐で昼食にした。午後はにわか雨がありそうで、大蛇倉山へは行かないで、そのまま昇魂の碑へ戻った。
南相木ダムと大蛇倉山を望む御巣鷹の尾根、昇魂の碑全景

この山深い上野村にも温泉はある。浜平温泉しおじの湯に浸かった。

高速は嵐山〜高坂あたりなどで渋滞した。平日だが連休中なのでこの程度の渋滞であり、明日からはどれほど混むのだろうか?そして、土砂降りのにわか雨にも見舞われた。浜平温泉を15時半ころに出て、帰宅は19時頃だった。


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