2022年7月山行記録

16.狩場山(1520m)

Date:2022年7月26(火)、晴/曇り
Time:
新道登山口P(700m)535−750真駒内コース分岐、8合目(1330m)755−825南狩場山(1464m)830−857狩場山(1520m)915−1150登山口
Notes:
25日15時頃に千走川温泉に着いた。時間があるので、少し先にある賀老の滝(日本の滝百選に選ばれている)見物に出かける。滝への遊歩道は道の崩壊のため閉鎖されていた。それでもできるだけ近くまでと1時間ほど散歩したがスリッパでもあったので、行きつけず、滝の姿は案内板の写真です。高さ70m、幅35mとある。
千走川温泉はひなびた温泉宿で、当日の宿泊者は我々二人だけだった。今日はご主人一人でお世話していただいた。夕食は海の幸、生うに他を美味しくいただいた。
賀老の滝(案内板の写真)千走川温泉宿

26日、5時に宿を出発した。今日は下山後松前町まで長距離を走る必要があるので、午前中に下山予定です。登山口まで道路は舗装されている。少し手前に駐車場がある。天気は晴れている。
狩場山新道登山口駐車場林道終点、登山口

5時半すぎの登山口出発です。各合目毎に標識がある。2合目、4合目、6合目で休む。左下写真が6合目から望む南狩場山とその稜線です。少し残雪が見られる。8合目が真駒内コースとの分岐点で、お花畑が広がっている。
狩場山山頂方面が望める8合目分岐に咲く花、シナノキンバイ

1420mで稜線に出て、稜線歩きで南狩場山に着く。羊蹄山が顔を出している。
南狩場山(1464m)富士山に似た羊蹄山

南狩場を越えると広々とした平坦な山頂部となり、親沼、小沼のふたつの沼が山頂庭園のムードを高める。
親沼小沼

狩場山は道南の最高峰1520mで、小さな赤い鳥居がある、そして、ここにも一等三角点がある。晴れて暑い。休憩後、下山は往路を戻る。今回お会いしたのは下山時4合目で村役場の人達だけ、8合目真駒内コース分岐の道標設置のためとか。登山者はなし。登山口に11時50分に戻った。ほぼ予定通り、コースタイム通りです。
狩場山山頂(1520m)狩場山一等三角点

昼食後、登山口を12時15分頃に出発して、松前町まで約220kmを4時間弱で走り、16時すぎに松前城に着いた。江差町付近では国道の通行止め、迂回路通行があった。
松前城天守閣と本丸御門松前城天守閣

松前城の正式名は福山城、1854年日本で最後に造られた日本式の城で、天守の内部は資料館になっている。1949年に火災で木造天守が焼失し、1960年にコンクリート製の三重天守閣が完成した。松前城は北海道唯一の近世大名であった松前氏の居城。資料館内部には、城の縄張図、築城に関する資料、松前藩関係資料、他が展示されている。左下写真の左が本丸御門で火災での焼失を免れ、重要文化財に指定されている。松前城は海岸段丘上に位置し、前面に広がる日本海/松前湾を見下ろせ、松前港はかつて北前船でにぎわった。今は道の駅になっている。観光後、城のすぐ外にある旅館矢野に宿泊した。

「17.大千軒岳」に続く。


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