2022年8月山行記録

19.荒海山(1581m)

Date:2022年8月23(火)、曇り時々晴
Time:
八総鉱山跡荒海山登山口(830m)625−700沢横断尾根取付(940m)705−745尾根鞍部(1170m)750−955荒海山(1581m)1010−1020昼食(1525m)1045−1215尾根鞍部1225−1255沢横断1300−1330登山口
Notes:
22日、七ッ岳登山を終えて、会津田島駅近くのダイワリンクホテルにチェックインした。新しいホテルでコンビニ等が近くて便利だ。夕食は近くの食堂等で摂るシステムで、居酒屋には同じホテルからの女性客1名と計2名で空いていた。

23日、荒海山の八総鉱山跡登山口に向かう。道路脇に駐車場と書かれた小さな看板がある。6時半の出発。昔は林道であった登山道は2015年の豪雨災害でズタズタに崩壊したようで、一時登山禁止になっていた(右下写真、2021年に登山可能となった)。
荒海山登山口駐車場登山道旧林道の崩壊個所風景

35分で沢横断尾根取付ポイントに着いた。ここにもそしてすぐ上の枝沢部にも集中豪雨、土砂/山崩れの跡が見られる。急坂を登り終えると尾根鞍部に到着し、これからは樹林帯の稜線部を2時間以上歩く。途中で昨日登った七ッ岳が望める。右下写真で中央が七ッ岳、そこから右に下岳(七番岳)へと続く。荒海山山頂が見える地点も途中にあった。
沢横断して尾根取付へ昨日登った七ッ岳が望める

荒海山山頂が近づくと急坂になり、岩場にロープ個所が増える。そして、山頂肩部にでて、荒海山山頂にたどりつく。
急坂の岩場、ロープ有荒海山山頂(1581m)

「大河の一滴」碑がある。分水嶺にあたり、北に流れ出すと阿賀野川になる。地元の田島町長(旧)が設立者です。ちなみに南に流れ出した水は利根川になる。
二等三角点が隣のピークにあるので行きかけたが(5〜10分)、ヤブがひどくて途中で断念した。地図上でこちらが1581m、三角点ピークが1580.5mと記載されている。
大河の一滴ここより生る阿賀野川水源之標高原山を望む

今日は下り坂の予報であったが、10時はまだ晴れていて、暑いので少し下った肩部で昼食にした。あとは、雨が降ってこないことを祈って、登山口に下山した。着く直前に降り出したが、山沿いのみの小雨で、帰路、雨はなかった。会津高原駅近くにある源泉「夢の湯」で汗を流した。歩行時間は昼食休憩を含み、7時間05分、コースタイム、6時間25分。

8月中、下旬も天気不順で2日続けての山日和はなくて、この2日間が唯一の日だったように思う。結局この2日間山の中ではだれにも会わなかった。天気不順と平日で三百名山のマイナーな山がその原因であるが、2山ともなかなかに味わい深い山だった。そして、2山ともに豪雨災害の影響がまだ登山禁止コースや、登山道の崩壊などに見られる。会津田島駅近の居酒屋もなかなか良かった。


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