2022年9月山行記録

22.三国山(1636m)、法師温泉と、三国街道

Date:2022年9月26〜27日(月/火)、晴/曇
Time:
新三国トンネル新上越大橋手前駐車場(1080m)950−登山口1000−1040三国峠(1300m)1050−1142三国山(1636m)1225−1300三国峠1310−1340晶子清水分岐(1265m)1355−1427駐車場
Notes:
10日前〜1週間前の天気予報が悪かったため、大源太山はやめにして、「三国山に登り、法師温泉に泊り、旧三国街道の宿場町を訪ねる」に切り替えた。そのため、朝の集合はゆっくりめの集合で、R17号の新三国トンネルと新上越大橋手前の駐車場に9時半すぎに着いた。天気は晴/曇で暖かく、暑くなりそうな気配。

駐車場を出発し、すぐに新上越大橋を渡る。右下写真で左が新三国トンネル、右が旧三国トンネル。
新三国トンネル、新上越大橋手前の駐車場新上越大橋と三国トンネル

新三国トンネルから登山口へは、コンクリートのトンネル擁壁の開口部から入る。そして次に旧三国トンネルを横断すると「中部北陸自然歩道入口」の標柱の建つ登山口となる。ヤマレコなどをよく見ておいた。
新三国トンネルから登山口へ中部北陸自然歩道入口

10時に登山口を出発し、25分で三国峠下の分岐、10分で神社のある三国峠に着く。御坂三社神社は避難小屋を兼ねた造りになっている。右脇に坂上田村麿から始まる「三国街道を越えた人」の名を刻んだ石碑がある。ここからは木製の階段がはじまり、すぐに見晴らしが良くなる。まず苗場スキー場が目に入り、その後ろに苗場山が望める
三国峠、御坂三社神社と三国山苗場スキー場と苗場山を望む

峠から1時間弱で三国山に着く。山頂には「幸福の鐘」が設置されている。二等三角点のはずであるが、標石の上部が削られているので、判読できない。各自昼食とする。陽が照って暑いので、日傘をさす。
三国山山頂(1636m)

左下写真は、西方、苗場山から南へと続く県境尾根で最高点は佐武流山です。右下写真は、南方、R17号と沢筋に法師温泉が見える。車を置いた駐車場も見える。
長野/新潟県境の山々、佐武流山R17号線と沢筋に法師温泉を望む

下りは、三国峠からは江戸時代の旧三国街道を行く。道は平たんな部分が多いが、途中2ケ所の枝沢横断個所は道が崩壊している。晶子清水分岐(与謝野晶子が飲んだといわれる沢水の清水がある)から街道を外れ右折してトンネル手前駐車場に下山する。予定通りの14時半に戻った。車で法師温泉に向かう。
旧三国街道は平坦部が多い枝沢横断個所は道が崩壊

法師温泉長寿館は秘湯の一軒宿で、明治時代の面影を残す鹿鳴館風の大浴場「法師の湯」が名物です。実際に入ってみて、大浴場は4つの湯船に分かれていて、湯温が4種類の設定で、一番低い温度の湯船はずっと入っていられる温度です。そして、泉質が無色透明で湯船の底までよく見え、お湯が湯船の底から泡になって湧き出てて、またお尻に座り心地のよい石があり、ゆっくりと入っていられる極楽の湯という感じです。法師の湯は通常は混浴ですが、女性時間もある。他に、玉城の湯、長寿の湯があり、それぞれ男女の時間が設定されていて、全部の湯に入った。
法師温泉の表玄関法師温泉、法師ノ沢と別館

玄関内部、入って直ぐは吹き抜けの玄関で、神棚などがある。

27日朝、法師温泉お散歩マップに従って、お花畑、ころり観音、逢初(あいぞめ)の滝を30分ほどで散歩した。
法師温泉の玄関内部お花畑の花

法師温泉を後にして、最初に永井宿郷土館を訪れた。永井宿は三国峠までの最後の宿場町である。この地ゆかりの歌人、与謝野晶子、若山牧水などの歌が展示されている。続いて、猿ヶ京関所資料館を訪れた。関所の位置は今のR17号線の場所であり残っていない。役宅跡が資料館として、関所手形、藩札などが展示されている。最後に、須川宿。ここは道の駅「たくみの里」を中心に、宿場通り、庄屋通りなど、資料館、本陣跡、野仏めぐりなど見どころがありました。
逢初(あいぞめ)の滝猿ヶ京関所資料館



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