2024年4月山行記録

7.秩父御岳山(1081m)

Date:2024年4月23日(火)、曇/小雨
Time:
三峰口駅(315m)900ー贄川登山口(340m)915ー925最初の展望台(430m)930−1037尾根上の平地(750m)1045−1155秩父御岳山(1081m)1230ー1355杉ノ峠(770m)1405ー1510強石(340m)ー1545三峰口駅
Notes:
木曽御岳山の王滝口を開山した普寛行者が、自分の出身地、旧大滝村にある故郷の山にも登拝路を開いた。それがこの山で、秩父御岳山と呼ばれるようになった。この山の便利な点は、秩父鉄道の終点「三峰口駅」から直接登れ周回して三峰口駅に戻ってこれることです。
22日が雨予報で流れ、23日も曇り予報であまり良くないが、展望はあきらめても山に行きたい気持ちが勝ったUさんが同伴です。

西武の特急ラビューが利用でき、三峰口駅着が8時54分です。古い昔のままの雰囲気の三峰口駅、平日のうえ天気もあまり良くないので、登山者は途中で降りたグループがいましたが、三峰口駅では登山者はいません。9時の出発です。登山口にあたる贄(にえ)川宿は、案山子が至る所に置かれていて、驚きです。
三峰口駅贄(にえ)川宿、登山口標識と案山子

登山口から少しの登りで、展望の効く場所に出ます。あいにくの天気で熊倉山などの山々は望めませんが、奥秩父の町並みは望めます。鉄塔があり送電線のルートです。タルチョもありチベットの雰囲気もあります。
最初の展望台(430m)展望台の鉄塔

570m地点にも展望台があり、美しい杉林が続きます。このあたりから雲の中に入ったようで、霧雨が降ってきます。歩きやすい山道で徐々に高度をあげ、タツミチも通過して、12時前に秩父御岳山山頂に着いた。タツミチで下りのパーティと会ったのが今日唯一の登山者です。三等三角点と展望山名マップ台がありますが、まったく周囲は望めません。普寛神社の奥宮前で記録写真を撮る。そして、昼食。
秩父御岳山山頂(1081m)秩父御岳山山頂、Uさん

下山は一部に狭い岩尾根の下りがありロープが垂らされてい箇所が続く。その途中にミツバツツジなどの花に出会う。そして杉美林の尾根を下ると、また鉄塔がある838mピーク。登りの430m展望台からの送電線が続いている。
ミツバツツジ838mの鉄塔

杉ノ峠で東斜面、強石方向に下る。杉ノ峠の下にミツマタの群生地が見られた。最盛期は過ぎているが心が躍る。
杉ノ峠ミツマタ群生地

まもなく集落上部で林道に出る。ここにもみごとな河津桜が見られた。強石で国道に出て、30分ほど国道を秩父市方向に歩くと三峰口駅に戻った。
河津桜強石集落のお地蔵さん

周囲の山々の景色は見られなかったが、花々はそれなりにまだ見られたし、霧雨/小雨で予定通り順調に周回でき、満足な山行でした。それは西武秩父駅での小一時間のビールと特急ラビューの快適さも大いに影響している。

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