2024年5月山行記録

8.白久駅から熊倉山(1427m)

Date:2024年5月15日(水)、晴→曇
Time:
白久駅(305m)820ー920城山登山口(600m)925ー1025道標No.8(996m)−1145日野コース分岐(1315m)1150−1200熊倉山(1427m)1245ー1410三又(730m)1420ー1540林道終点(640m)1445ー1603武州日野駅(290m)
Notes:
先週登る予定だった熊倉山、雨で流れてちょうど1週間遅れで、今日の天気予報は晴れのち曇り。同伴者はIさん。
秩父鉄道終点三峰口駅の一つ手前の駅、白久駅で下車、降りたのは我々二人だけ。8時20分の出発、先月登った秩父御岳山が見えてくる。白久温泉谷津川館という建物があるがどの程度利用されているのか知らず。
秩父鉄道白久駅4月に登った秩父御岳山を望む

舗装道路の1時間歩きで(途中からくねくねの山道)、城山登山口に着く。長尾景春の居城だったという城山の跡が裏山にある。駐車スペースがあり、ここまで車で入れる。
城山コース、思った以上の急坂が続く。雨が降ると滑りそう。道標No.8の約1000mから傾斜がゆるむが、こんどは岩稜の間を行く、なかなかのコースが続き、頂上直下に日野コースとの分岐がある。
城山登山口日野コース分岐点

分岐から一登りで12時ちょうど熊倉山山頂到着。先に追い越して行った単独行者(車で来た人)がいないと思ったら、先の方の平地にいた。三角点がかなり露出している。例によって、三角点にデジカメを置いて写真を撮った。
熊倉山山頂(1427m)、三等三角点熊倉山山頂、Iさんと

予定より早く着いたので山の同定を試みるが、はっきりと解かるのは、和名倉山(白石山)と長沢山、樹々にさえぎられ展望はあまり良くない山で、両神山は見えないし、富士山、雲取山も長沢背稜に阻まれて見えないのだろう。
和名倉山(白石山,2036m)を望む岩場

下山は日野コースを選ぶ。笹平を経て、小さな沢を渡った後の中間尾根を下る。一か所岩場あると書いてあったところも大したことなく(右上写真)通過し、沢に降り立ったところが三又です。ほんの短い間だが沢沿いの踏み跡をたどる。
三又きれいな沢が続く

寺沢集落を経て、1時間20分と長い舗装の林道歩きで武州日野駅に着いた。時間があったので、歴史民俗資料館を見学した。今は秩父市だが、荒川村の時の村の施設があった場所ですが、今はさびれていて、人がいない。この資料館も訪問者が少ないようです。しかし内容は見ごたえがあった。熊谷から秩父、雁坂峠を経て甲府に抜ける旧秩父往還の宿場町、三峰神社や各札所めぐりなど江戸時代はにぎわっていたのだろう。
寺沢集落、水車のある小屋武州日野駅

標高差1100m以上の登高で登りごたえのある山、その上、沢歩きも含む多彩な内容を楽しめ、充実した山行でした。
前回と同様に、西武秩父駅からは特急ラビューの利用でゆったりと帰宅できた。

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