2005年4月山行記録

4.金山沢より毛無山(1945.5m)

Date:2005年4月10日(日)[日帰り]
Party:栗本俊和単独
装備:ストック1本
Time:
◆4月10日(日)/曇り
自宅545=630談合坂SA(朝食)700=河口湖IC=750毛無山登山口(870m、d=132.9km)805ー尾根分岐ー848沢を渡る(1175m)853−910金鉱石を焼いた窯(1315m)913ー925金山沢ルンゼ下(1375m)933−951地蔵峠(1520m)956−1050丸山(1850m)1100−1125毛無山(昼食、1945.5m、一等三角点)1145ー12167合目(1670m)1220−13022合目、不動の滝見晴台(1120m)1315−1340毛無山登山口駐車場1350=河口湖IC=1440谷村PA1445=1525石川PA1540=調布IC=1640自宅(d=往復265.7km)
Notes:
今年の1月17日に雪の毛無山金山沢、0501毛無山、に入ったが、新雪がありトレースがなく、岩場ルンゼの場所で行き止り、登れなかった。行き止った場所のルートを確認するために、雪の消えたこの時期に早速、再訪することにした。
自宅から毛無山の登山口までは、中央高速経由で、途中朝食休憩を含めてちょうど2時間。1月の時は、国道が雪道であったため、2時間半かかっている。車は4〜5台停まっている。今出発しようとしている女性3人Pと単独行者が目にはいる。


天気は雲っていて、富士山は見えない。今日は富士山を眺めるのは難しいだろうと沼津からの単独行者の言葉。出発は8時すぎ。前回と変わらない時間に出発できた。
金山沢に入って、道は比丘尼の滝を巻いて、その上で沢に降りる。沢沿いから右の尾根道を登った所に、金鉱石を焼いた窯の跡がある。ここまで1時間、前回は2時間かかっている。沢沿いの道が前回トレースがないため、雪に足をとられ時間が予定外にかかった。
ここからは、左にトラバース気味に小さな尾根を越して、金山沢に降り立つ。正面は滝状の岩場になっている。(下左写真)

滝状の岩場 左ルンゼ、
残雪上部から左に登る
ルンゼ左のロープ


前回は、この滝の右のルンゼを登ったが、ルートを見つけることができず撤退した。岩場の左に、(上中写真) 、のルンゼがある。ルートはここを5m程登り、左の尾根に取り付くことが解かった。尾根の取り付きには、ロープがぶらさがっている。(上右写真) 、垂直に近いが3〜4mの登りだ。
前回このルンゼを登ろうとしたが、腰近くまで達する雪で、あきらめた。(下左写真) 、高さ1m程の岩溝に雪が埋まっている状態で、左の尾根に取り付くルートが発見出来なかったからだ。このルンゼをずっと詰めることは困難だった。もしルートを知っていれば、時間がかかってもここを通過することはできたのであろうが、結局は、この先を考えると時間的に無理であったと思われる。
左の尾根に登ると、道はだらだらと左にトラバース気味に地蔵峠に向う。峠へ向けて直上する付近から雪が出てくる。一部凍っているが、避けて登れるので問題はない。20分程で地蔵峠に着く。この高度から上が雲の中に入る感じで峠はガスっている。(下右写真)

1月17日の雪に埋まったルンゼ 地蔵峠


峠から上に向うと、雲が晴れてきて暑くなってくる。1850mピーク手前で富士山が顔を出すが、良い場所に出くわさず写真は取れず。丸山からの稜線は、毛無山まで雪が残っている。
毛無山に着くと、また雲ってきて、富士山は見えない。頂上では、何パーティーかが食事中だった。簡単に食事を済ませて、尾根道を下山する。
途中、7合目と2合目の不動の滝で休憩して、登山口駐車場に1時40分に帰り着く。
下りは2時間、上りが3時間20分、夏山ならこの程度の時間で一周できるのだ。

毛無山一等三角点 毛無山、2005.04.10 不動の滝


2時前に出発。中央高速も渋滞の前に通過でき、3時間かからずに自宅まで帰り着けた。
ルート及び情況が理解でき、すっきりとした気分になれた。


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