2006年3月山行記録3.富士見高原から編笠山(2523.7m)Date:2006年3月11日(土)[日帰り]Party:栗本俊和単独 装備:ピッケル、ストック1本、アイゼン12本歯 | ||||||||||||||
Time: ◆3月11日(土)/晴 自宅505=630双葉SA(朝食)700=小渕沢IC=735登山口(富士見高原ゴルフ場前の駐車場、d=165.6km、1340m)750ー820盃流し(1540m)825ー850展望台公園(1755m)855ー915(1900m地点、アイゼン装着)920−955(2100m地点)1000ー1037(2300m地点)1042−1137編笠山(2523.7m二等三角点、昼食)1215−1245(2300m地点)1255−1310(2100m地点、アイゼン脱着)1315ー1445登山口1500=小渕沢IC=1600談合坂SA(給油)1615=調布IC1650=1750自宅 (d=往復331.6km) | ||||||||||||||
Notes: 2月は山に行けなかった。手頃な山として、八ヶ岳の編笠山と西岳を考えていた。どちらも富士見高原ゴルフ場の登山口から登れる。この週末は土曜日の天気が良いというので11日に行くことにした。 天気は良くなるとの話だが、中央高速走行中は曇りで、山は見えないし、高速を降りる時はガスが濃くて、ライトを点けていても料金所が見えないくらいだった。 富士見高原の登山口前は、広い駐車場になっていた。ゴルフ練習場の駐車場であるが、車は1台も駐車していない。 登山の準備中に晴れてきた。対面に朝日に輝きだした甲斐駒ケ岳が見える。写真を撮ってから出発だ(左下写真)。出発前に群馬ナンバーの車がきた。男性一人、尋ねると編笠山へ登る予定との返答だった。私も同じですと答えた。
登山道はゴルフ練習場の横を通って入る。林道と何回も交差していて戸惑うが、道標はしっかりしている。100m毎程度に道標があり、高度の表示もある。最初の1400mで高度計を合わせる。次の1500mでは30m会わない。どちらかが間違っている。 雪道になったのは、1800m付近から。そして、1900m付近で少し急になり、道が凍っていて滑りそうな場所もありアイゼンを着けた。うっすらとトレースがあるが、分かりにくい箇所もある。2300m付近では傾斜も緩くなり、トレースははっきりしてきたが、少し潜る場所もある。風も少し出てきたが、樹林帯の中なので暖かい(右上写真、下山時撮影)。後ろから登ってくる気配が感じられない。 シャクナゲ公園入口を過ぎ、2400mを越えて潅木帯も終わり、岩塊に雪の混じる斜面になる。風が強い。ヤッケを着る。岩と雪と草で歩きにくい。 そして編笠山の頂上に着くと、そこには、阿弥陀岳、赤岳、権現岳と続く岩と雪の素晴らしい景色が待ち迎えていた。 昨年の今頃は、正面に見える阿弥陀南稜を登ったことを思い出す。(0503積雪期の阿弥陀南稜 参照)
誰も登ってこないので、三角点の上にカメラを載せて、証拠写真を撮る(左下写真)。また、編笠山の標識を入れた写真も撮る。 (右下写真) 編笠山の頂上は広い。風が強いのでヤッケの下にフリースを着る。パンを食べ出したが、寒いので少し離れた草木の影に入る。 写真を何枚も撮るが、南アルプスの山は雲に覆われて見えない。また、正面の赤岳にも12時を過ぎて雲がかかり始める。
最初、西岳を経由して戻ろうと考えていたが、これからの道は平らなのは良いが、かなり潜りそうで、時間と労力がバカにならない。そして今日はだれも登っていないということはトレースもない。それで来た道を戻ることにした。自分の付けてきたトレース通り帰る訳で、これほど確実なことはない。 3時前に登山口に下山した。ゴルフ練習場の向こうには富士見高原スキー場が見えた(左下写真)。また、駐車場からは、編笠山が望めた(右下写真)。 駐車場には群馬ナンバーの車はなかった。別の山にでも向かったのか?なと不思議な気がした。
天気が良くて、編笠山からの赤岳をはじめとする八ヶ岳の雪山は素晴らしいの一言です。ここまで来た甲斐があった。 日曜日に登ることが多かったが、土曜日はすいている。高速もすいていて良かった。 |