2008年12月山行記録

18.小秀山(1981.7m)、位山(1529.2m)

Date:2008年12月6日(土)〜7日(日)
Time:
◆12月6日(土)/晴時々曇り、位山
道の駅モンデウス飛騨位山駐車場(900m)1200=巨石群登山口(1310m)1225−1310位山(1529.2m)1325−1400登山口=1430飛騨位山駐車場=1550乗政温泉(泊)
◆12月7日(日)/晴れ、小秀山
乙女渓谷キャンプ場駐車場(870m)810−845三ノ谷登山口(1050m)850−1120兜岩下1130−1230小秀山(1981.7m、昼食)1310−1625駐車場
(d=往復715km)
Notes:
今年の玉山会忘年山行は岐阜県に足をのばし、6日に高山の近くにある位山に登り、下呂温泉の近くにある乗政温泉に宿泊し、7日は小秀山(御岳山の南にある)に登る計画とした。位山も小秀山も200名山です。昨年の忘年山行の様子は、七面山、身延山参照。今回は8名の参加で、東京から4名、金沢から2名、静岡から2名です。東京からは300km以上あり、金沢、静岡組に配慮した形となりました。
東京組は調布駅集合で、中央高速を松本で降り安房トンネル経由行きましたが、平湯あたりではさすがに結構雪がありました。高山を通過して集合場所のモンデウス飛騨位山の駐車場に着いたのは、ピッタシ集合時間の11時半でした。6時45分の出発でしたから、やはり5時間はかかるということでした(2人で交代運転し、トイレ休憩のみ)。金沢と静岡組はゆうゆう早く着いていたそうです。

昨日に前線が通過して山には新雪がだいぶ降ったようで、尾根をゆっくりと登るコースは止めて、1時間もあれば登れるという最短コースで登ることにした。その登山口まで雪道のダナ平林道を2台の車で入り、巨石群登山口に着きました。
左下写真が登山口での写真です。

位山登山口 巨石群が続く、餅ノ岩

登りだすと、なぜ巨石群登山口というのかが解りました。巨石が順番に現れ、それに名前の立て札が立っていました。右上写真は餅ノ岩とありますが、他に禊岩などいろんな名前の岩が出てきました。
新雪輝く雪道を30分も歩けば尾根に出て、スキー場からの登山道に合流します。そして10分ほどで位山の頂上に着きました(下写真)。新雪でとても素晴らしい雰囲気です。

位山頂上(1529.2m) 位山頂上(1529.2m)

帰路、尾根の分岐にある「天の岩戸」に立ち寄りました(左下写真)。そして、登山口に下山しました(右下写真)。

天の岩戸 登山口に下山

下呂市内のコンビニで明日の昼食を買い込み、4時前に乗政温泉米野旅館に着きました。ひなびた感じの秘湯で宿泊客は我々だけです。お風呂は岩風呂と檜風呂の二つで、一日交代で男女交替するそうで、朝も入ることで両方に入れます。夕食は鯉の刺身、川魚、飛騨牛のみそ焼きなど料理は良かったです。そして、お酒一本/人のサービスもあり(ネットからクーポンコピー持参)、程よく回りました。

7日、6事半朝食、準備の後、車で30分ほどの乙女渓谷キャンプ場に着いた。途中、道路崩壊箇所があり、林道は迂回路を使用していた。出発前に旅館の前で写真を撮りました(左下写真)。
三の谷登山口までは林道を歩く。ここから登山道になる(右下写真)。

乗政温泉、米野旅館 三ノ谷登山口

適当な時間歩くと”休憩適地”の標識があり、休憩が取り易くなっている。徐々に雪の量が増えてきて、傾斜が急になってくる。トップをkazさんに代わり、ラッセルというほどではないが新雪の足場固めとロープ箇所などではピッケルでカッティングしたりと忙しくなる。兜岩(右下写真)が大きく望める場所で、北には御岳山がどっしりと大きく望めた(左下写真)。

御岳が見える(兜岩下から) 兜岩を下から望む

兜岩周辺は岩場でロープがあり、時間がかかる。兜岩上に出ると道は平坦な尾根道に変わり、第一高原に着く(左下写真)。ここも雪景色の良い場所です。そして、第二高原、第三高原と続き、やっと小秀山頂上が望める(右下写真)。

第一高原 小秀山頂上を望む(第三高原付近から)

12時半小秀山頂上着。北に雪の美しい御岳山、南に恵那山が大きく、東に中央アルプスの白い山並みが続く。そして、遠くには浅間山、八ケ岳。

小秀山頂上(1981.7m) 中央アルプスを望む

小秀山頂上(1981.7m)、右の背景は御岳山

同じ道を下山して、駐車場には4時半頃の到着、雪があったので、ちょうどコースタイム通りの時間となった。

それにしても、新雪の山々を、他に誰もいない(昨日、今日と登山者には会わない)、我々だけで一人占めして、思う存分雪の山を楽しめたと思います。トップは処女雪の踏み固めに、道つくりに喜んで没頭していたようだし、アイゼンを付けた人はアイゼンの感触を楽しめたようだし、皆が納得できる山行だったように感じました。
天気も2日間とも晴れという、何故だか知らないが強運に恵まれているように思えました。岐阜県のめったに行けない山に、8名の仲間と共に登れて言うことなし。今年も良い1年でした。


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